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「あ~言う女だぁ、そうかい、あんまり狭くて 一物 が入らなかったとでも言うのかい?」と、ホンダの爺さん。
「いや、そうじゃねぇんだ、スッポンポンなんだよ」。「なにっ、スッポンポン?
それを言うなら、パイパンだろうがさ?」。「なんと、パイパンか、まさか肝心な所の毛が全部禿げ上がった女じゃねぇだろうな?」と、元デカのチョビ髭さん。
「いや、あそこの部分の毛は禿げることはねぇがあれだな、ストレスとかで抜けることはあるがな」と、ホンダの爺さん。
「で幾つくらいの 女
よ、まさかばぁさんじゃねぇだろうな?」と、私。
「いやーな、幾らなんでもババァにありつくほどに落ちてはいねぇさ。
聞いてみたところ、33とか言うておったなぁ。
なんでもな、これまでによ、5、6回しか経験していなかったとか、言うておったなぁ」。
「なーるほど、数が少ねぇと言うことはあれだな、へその下の毛が少のうて恥ずかしかったと言うことかいな。頷ずけられるな、少女見たいじゃの~」と、ホンダの爺さん。
「それでよ、そのアンダーヘァだがな、どんなスタイルがあるんだ?」と、今度はチョビ髭さんがヒョンなことを言い出した。「まぁ、クッキリ別れていると言う程でもないがの、例えばハマグリの上の方に紡錘形または楕円形に生える 女 、ちょっと角ばって見える長方形の生え方とかさ、逆三角形の状態の時などがあるそうじゃ」。
「じゃーあれかな、その形状で 塩梅 も違うのかな?」と、チョビ髭さん。
「多少あるともさ。逆三角形は芸が淡白だと言うからな。長方形は、品物に大した変わりがねぇが、その代わり焼餅らしぃな。
で楕円は、やはりコッテリ形で温厚なタイプが多いと言われているな」。「じゃ、楕円は名器で奥ゆかしいんだ?」と、ドラ太さん。
「と聞くとさ、こりゃーあれだな、さっそくかかぁのを調べて見んにゃならんな、これは。「ややっ、これは済まん」と言うように、それらの人たちに軽く頭を掻き掻き一礼をしていた。「カツラとはなぁ、そんなのあるのかい本当に?」と、元銀行員の浅倉さんもビックリしていた。
「それがあるにはあるんだがさ、そのカツラヘァがよ、取れてしまったんだってさ、お風呂で」。「まぁさ、たまには禿げ隠しのカツラではないが、ここでやはり頭髪用のカツラを拾った 女 もいたようじゃが、それとは全く別物だもんな。
で、そのカツラを取らずじまいで捨てて来たか?」と、ホンダの爺さん。「それだがさ、受け取った連中もよ、いったい何に使われる物だか判別出来かねてな、一週間ほど預ってはいたが誰も申し出る人がおらんでの、結局捨てたようじゃな」。
「幾らしたもんだろ、そのカツラ?」と、浅倉さん。それもそうだがよ、なんと言うのかな、そのカツラの跡と言うのかな、何となくその部分が 白気 て見えるんだよな。
へその下からよ、ハマグリいやアワビの上までストレートと言うのもよ、何となく寂しいような感じがしたなぁ」。「よく眺め尽くしたか、珍しかったかろうからな」と、満更でもないような顔をして浅倉さんが、顎を撫でながら上目使いで遠くを眺めていた。
「おい、朝やん、さてはお主、あったな、過去に?」と、ホンダの爺さん。「いやぁー、それはねぇが、あるいは娘が・・・・」と言って、口篭もった。
と同時に、みんなが一斉に浅倉さんに視線をぶつけた。
彼は、「しまった !
」と言わんばかりに懸命に手を振った。
「うちの娘じゃねぇぜ、元同僚の娘の話しなんだがさ」と、この場に合わない言い訳をしていた。「そうかいそうかい、まぁいいさ。
どっちにしろ、こりゃ~希少価値かもな」と、ドラ太さん。
「希少価値 そんな娘に 案ずる顔」
のような、気もしないでもない。
そのためなのか、その後に何となく口数が少なく感じたような気もした。