YUUKA’S ROOM

YUUKA’S ROOM

・濃厚な夢


寒い寒い夜、夢を見た。

たくさんの人が出てきて、いろんな友達も出てきた。

その中でも一番、私は長いこと、あの人といた。

すごくリアルで、甘くて濃厚な夢。

夢のくせに、なんて残酷。

夢の中でどのくらい時がたったのだろう。

私は何年間も夢の中で過ごしたような気持ちになった。

忘れかけていたの、本当に。 もうしばらくあの人を見ていない。

私は努力したの。私の全てを台無しにするあの人を忘れること。

なのに。

たかが夢のせいで、たった数時間の幻が私の何年間もの努力をムダにした。

なんてこと。なんて甘い夢。なんて深い夢。なんて酷い夢。

私は知ってる。好きになるのは素敵なこと。

でも初めから誰かが心に刻まれてる場合は?その場合はどうなるの?

私にはあの人はかなりの邪魔者。

あの人にとって私はただの女。

よくあることだけど、よくあることにしては期間が長すぎる。

もうそろそろ私を解放してくれてもいいんじゃない。

なんて残酷。なんて酷い。なんてしつこい。


私はなんて可哀相。


そして今夜も見るのでしょう。

寒い夜に、なんて甘くて濃厚な夢。





キャンドル

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