掌の砂、流れる雲、それから。

掌の砂、流れる雲、それから。

記念日





今迄の私は
泣いてうずくまるばかりで
たった一人の誰かの
温かいであろう掌が
背中を抱いてくれることを願ってた

でも
今は
泣きべそ顔でよろけながら歩いていたら
横から来た人達が
冷え切ったつめたい私の掌を
さすってくれる事が

なんとなく分かったような気がする

だから

ひとりでもこわくないのかもしれない。

あなたの掌も温めてあげられるのかもしれない。

それが分かったから 今日は大事な記念日

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