わたしのココロの気持ち

sonote ga


 私だけのルールがある
 右の頬から首の後ろに そして…
背中をすべる手は いつもの位置で止まる
 しばらくは その場所に佇む。
意識が緩やかな弧を描いて落ちていく。
深いまどろみの中に 意識が沈んでいく。
キツイお酒を飲んだあとのように
体の中が熱くなる 鼓動が早くなる
 柔らかい唇は 指を追いかけるように
左側を何度もシュプールを描きがら、やがて
大きな弧を描いて 指と交わる
息を呑むような感覚になると これまで以上に 深く
沈んでいく意識と体
 息継ぎをする海獣のように 呼吸が聞こえて、
 両手で体をつつまれながら 背中から押し上げられる
体中のちからが抜けていくのがわかる。
もう深い海の中にでも落ちた気になる
指の波に揺られながら
そのまま しばらく漂うだけ。


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