濃霧

濃霧

DEAr



今日でサヨナラだね・・・君はどこかへいってしまう

僕の手の届かないとても遠くに・・・

そう・・きみは籠の鳥だった。

でも僕には弱さを見せまいと強がっていた・・・

それが僕は一番辛かった・・・

どうして僕を頼ってくれないんだい??どうして君は・・

一人でふさぎ込もうとするの??

「人間は一人なのよ」という君・・

一人なんかじゃないよと僕はいえなかった・・・

それは僕自身が逃げている弱い人間だから

でも一緒に死ぬくらいは出来るよ・・・

たとえ弱い僕だけど一緒に死のうよ・・一緒に・・堕ちていこう

堕落しよう。そして天国で永久の愛を誓う・・・

指輪のKISSをさぁ・・・一緒に行こう

この青い空に誓って・・弱い僕と共に

この誰よりも弱い僕に・・・一歩を踏み込めない・・・

君を抱くことさえかなわない弱い僕・・・

どうしてだろう・・涙が止まらないよ。

・・・君は・・・もういない・・・

その・・・変えようのない真実・・・それだけだった・・・・

君を救えなかった僕・・・どうすればいい??教えておくれ・・・

愛する君を僕は何を捨ててでも救いたかった・・・

永久に寄り添っていたかった・・・お願い・・神様がいるなら

時間を巻き戻しておくれ・・・僕を・・救ってくれる・・・神様がいるなら

お願いだから・・彼女を戻してくれ・・・

そうやって僕は泣いた・・・


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