「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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First Love
「このチームにマネージャーが入るって」
誰かの会話に本間実は、たいして期待もしていなかった。
「マネージャーをすることになった、青葉弥生です」
色白の肌に長い栗色の髪の毛。ひざ下のスカート。
満面の笑みを浮かべる少女は、その場の雰囲気を一変させた。
俺、結構タイプかも・・・そんなことを考えていた本間に、一ノ瀬明が
「見てみろよ、競争率高そう」周りを見回すと、
メンバーの目付きが何時になく真剣で
一ノ瀬の話も素直に肯けた。
本間の所属する武蔵FCは、千人以上の小学生の中から、
選ばれたサッカーチームで名門として、有名だった。
本間の兄も、実は、この武蔵FCの出身でキャプテンまで務めた実力者だ。
当然、彼も兄弟で、サッカーの練習に明け暮れていたし、
このチームに選抜されるだけの自信もあって、
兄と入れ替えで、見事入部を果たした。
小学4年生から6年生までの男の子ばかりの集団
今年は、6年生として全国大会優勝を目指す。
しかも、前評判でチームが優勝候補として、早々と期待されていた。
本間以上の実力を持つ、新キャプテン、三杉淳の活躍。
彼は、練習でも試合でも自分達とは違い、短時間しか参加しない謎の多い人物だったが、
天才とは、彼の事を言うのだと、誰もが認めていたし、監督も承知しているのだからと
心に留めて置いた。
「マネージャーは、どうして、このチームに入ろうと思ったの?」
休憩時間に思い切って、弥生に話し掛ける。
本当は、ずっと、気になっていたから。
前の学校で、サッカーの上手な男の子がいて、
その子を見ていたら、サッカーが好きになった事。
サッカーを見るのが、楽しくって、何か自分でも携わっていかれたらと思って。
そう答えると、女の子らしく、恥ずかしそうに俯いた表情が
とても可愛い。と本間は思った。
「翼君って、本当にすごいの。
家から学校までサッカーボールをリフティングしながら、一度も
落とさないで、来るんだから・・・」
「今度、静岡県の大会にも、出るんだって。
私、このFC武蔵と翼君が対戦できたら素晴しいのに
って、いつも思っているの。」
途中から、興奮した彼女は、その翼君というサッカー少年のことを
褒めちぎった。
誰かが、「その翼君と三杉さんってどっちが、上手だと思う?」
なんて意地悪な質問をしても、
「えっ?分からない」と彼女は、平然と答えたのだ。
三杉さんは「今度、静岡に翼君の試合を見に行ってくる」と言いだした。
弥生は、「私も、ぜひ」と嬉しそうに微笑む。
本間も、一ノ瀬も、他のメンバーまでも、行くと言い出し、
困った監督は、練習を休みにして、引率して行くことになった。
「わざわざ、この静岡まで、来たかいがあったよ」
三杉さんは、そう言った。
隣で、弥生が、「そうでしょう」と頷く。
俺は、どうしても、気が付くと、視線がマネージャーを見ていて、
あのふたりのやり取りばかりが、耳に残る。
わざと、聞いている訳でもないのに。
マネージャーは、いつも三杉さんの隣にいる。
三杉さんは、皆から、少し距離を置く人で、一人でいることが、多かった。
始めは、そんな三杉さんの隣に遠慮がちに座っていた弥生が、
意識して、彼の隣に来るようになったと本間は、感じていた。
それに、試合の途中で、相手の応援席近くで、見たいと一人で移動し、
翼に向けて、精一杯の応援を張り上げていた。
結局、試合は翼の南葛FCが勝利し、全国大会進出を決めた。
「今日は、本人の希望通り、三杉をフルタイム出場させる」
あの日の監督の言葉。
「皆、隠していて、すまなかった。僕は、心臓病なんだ」
突然の三杉さんの告白。
思えば、いろいろあった、一日だった。
知らなかった、三杉さんの病気。
監督だけでなく、弥生も三杉さんのことを知っていたとその時、確信できた。
だから・・・。
自分の気持ちを隅に置いて、サッカーにだけ、打ち込むように心掛けた。
あれから、何年の月日が経ったのだろう?
「本間、変わったよな」
元チームメイトの真田が独り言のように声を掛けてきた。
「どんな風に?」人のことは、見えているつもりでも、
意外と他人にはどう思われているのか、気になる本間だった。
「武蔵のメンバーでWYの合宿メンバーに選ばれたの、おまえだけだもん。」
偶然、乗り合わせた電車で一緒になり、立ち話もなんだからと、駅前の喫茶店に入った。
本間は、アイスコーヒーの氷をしきりにストローでかき混ぜている
「そこまで、サッカーに打ち込むように、見えなかったから」
「三杉さん、毎朝早くに、ジョギングしているよ。
青葉も、後ろから自転車で追いかけているよ」
「へえ、相変わらず、頑張っているんだ、三杉さん」
「青葉が、毎朝三杉さんに、モーニングコールを掛けてやっているんだって」
「俺も、そこまで、想われたいよ」彼女がいるくせに、羨ましがる真田。
「まったく」これは、俺の本音。
「ところで、おまえ、ポジション変えただろう?FWからMFに。
あれって、三杉さん意識してのことだろう?」
さっそく、真田の鋭い突っ込みに動揺は隠せない。
「あぁ、あんなふうに、出来たらって、三杉さんを目標に頑張ってきたし・・・」
俺の正直な気持ちだった。
「一ノ瀬も言っていたけれど、おまえ、まだ青葉のこと忘れられないんじゃないの?
だから、彼女ができないんだよ」俺は、否定も肯定もしなかった。
真田も言い過ぎたと、反省したらしく?今日は、俺が奢るよ、と気遣いをみせた。
真田と別れた後で、考えることは、あのふたりのことばかり。
俺の追いかけていた、三杉さんは、表舞台から姿を消し、今回の代表にも選ばれていなかった。
本当は、彼と一緒にサッカーをやりたいという想いが、一番強い。
だから、真田にあの時、三杉さんとサッカーを一緒にしたいだけだよと、
何で、言えなかったのかと思い出したように後悔する。
それは、三杉が、翼に対しての感情ともしかしたら、似ているのかもしれない。
朝靄の中で、俺は我が目を疑った。
代表合宿の入団テストに久しぶりにあの人の勇姿を見たから。
見間違う訳はない。
でも、なぜDF?疑問ばかりが、頭の中でリフレインになってかえってくる。
三上監督から、合格と言われた、三杉さんは皆に揉みくちゃにされながら、うっすらと、
涙を流し、青葉も「よかった、淳」と大粒の涙がこぼれた。
「また、三杉さんと一緒にサッカーができるんですね」心の中で、俺も泣いていた。
真田の言うとおり、俺もあの頃と違った自分になっているのかもしれない。
三杉さんは、医者の卵になっていたし、サッカーはリベロを目指している。
やっと、追い付けたかなと思ったのに、本当は遥か先を歩いていた。
やはり、あの人には、敵わない。
俺の初恋、青葉弥生が選んだだけある。
そろそろ、潮時かも。いい加減、一ノ瀬に笑われちまう。
「どうしたの、珍しいわね、本間君から誘ってくれるなんて」
彼女の気持ちが手に取るように伝わってきた。
携帯の耳元で、待ちぼうけの相手に電話を掛けた。
自分の大切な人を粗末に扱ってきた、今までの無作法な俺に別れを告げた瞬間だった。
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