中国出張記 4





翌日の研修は、がんばって資料を作ったかいがあって
スムーズに進んだ。

休憩時間になり、現地の中国人のリーダー格が話しかけてきた。
「ろっくん先生、先生はかなりのコンピュータースペシャリストですが、
テレビは何型のをお持ちですか? 」。

どーゆう質問じゃ。


「ボクが持ってるのは14型だけど・・・」と答えると、
中国人達の間にざわめきが起こった。

「先生!なぜそんなに小さなテレビしか買えないんですか!」


でっけえお世話なのだが・・・・。

中国人青年達は真顔で言う。
「それだけコンピューターに精通されているのであれば、中国なら20型は最低でも買えます。ろっくん先生は中国に来たらいいのです。」

・・・あのね。
持ってるテレビの大きさで人を判断してはいけません。

当時の中国では、テレビがステータスアイテムであったのだろうか。

その後、彼らがしきりに”同情”の眼差しを投げかけてくるのが気になった。

そんなに悲惨な境遇じゃないぞ。
そんな眼で見ないで。
14型しか持ってなくても幸せだい!


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: