私がしっかりしなければ・・・
張っていた糸が切れたのは、サナを棺に入れる時だった。
マッピーがプレゼントした指輪を指にはめてあげ、愛用していた品を棺に納めた。
たまらなくなった。
お通夜の前日の夜、私とマッピーとマサ姉で、いつも皆で行ってた居酒屋に行った。
思い出話で涙した。
マサ姉が帰りマッピーと2人になった。
酔っ払っているようで酔っ払っていない私達はサルを呼んだ。
サルは直ぐに駆けつけてくれた。
ずっと泣くのを我慢していたけれど、サルの車で大泣きしてしまった。
サルが向かった先はカラオケBOXだった。
皆ここで思いっきり発散しろ!!!と。
マッピーは狂ったかのように歌った。お菓子をばら撒いた。マイクを投げた。
お通夜には私の友達も来た。
サナが中学の先輩にあたるのもあるが、私とサナが姉妹のようだった事を皆分かってるから。
一人の友達は中学関係なく、一度しかサナには会った事がなかったけれど仕事を抜けて来てくれた。
告別式、もうこれで最後なんだ。。。
マッピーはお通夜でも告別式でも焼香をしなかった。
ただじっと俯いていた。
最期の別れの時、マッピーは遠く離れたところに座り込んでいた。
私が呼んでも来ない。
私はマサ姉の旦那さんにマッピーを連れてくるよう頼んだ。
旦那さんに連れられてサナの元へ来たマッピーは、棺の中のサナに軽くキスをし「バイバイ」と言った。
平成16年12月6日 享年32歳 永眠
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