何だかんだいっても一番自分が大切で可愛かったと思う。
でも人は守るものが出来ればそれが一番になる。
今までの恋愛で自分より大切にしたいと思えた人はいなかった。
“自分が幸せになりたい”からそれなりに大切にしてきたかもしれない。
だから結局その恋愛は終わりを迎えることになったんだろう。
30年生きてきた中でそれってカナシイこと・・・
いつかはそう思える人が出来るんだろうかと思っていた。
分かったこと。
それを探している時には見つからない。
それはふとした瞬間に突然やってくる。
それは何の違和感も無く自然に受け入れられる。
そんな出会いが30年と少しで私にもやってきた。
サプライズ!!
自然に出会ったその人を自然に大切だと思えるようになった。
自然に自分より大切だと思えるようになった。
その人の幸せが私の幸せ。
その人と同じ歩幅ではあるけれど後ろをついて歩きたい。
決してその人より前を歩かない。
その人の後ろで歩いていたい。
そう思える自分より大切な人が現れた。
自分より大切ってどういうこと?
それはたとえ自分が不幸になろうともその人を守りたいってこと。
ここへ帰れば安らげる。
ここへ帰れば自分になれる。
そんな空間を私は絶やすことなく作りたいと思えた。
自分の幸せで大切にするのではない。
その人の幸せが私の幸せにつながる。
運命の出逢い。
きっとそれは私にとってこれが生涯最後。
もうそんな出逢いはこの先も訪れない。
一度与えられた私の宿命はこの先も変わることがない。
どんなに辛い思いをしても一度そう思えた気持ちは変わらない。
これから先もずっとあなたは“自分より大切な人”