ゆきあけのボヤキ

再発


退院してから約1年間。

母は普通の人以上に元気だった。

月に一度の通院。それが2ヶ月に一度の通院。

もう私は大丈夫なんだと確信を持ち始めていた。


そんな中、共に闘病生活を送っていたSさんが亡くなった事を知った。

母同様、私もかなりのショックだった。

それと同様、“いつかは私の番がくるんじゃないか・・”と母が思わないか心配だった。


母は私に「通院前後以外、お母さん大阪帰ってもいいかな?」と言った。

一人で残している父が可哀想だと。。。

私はその意見に大賛成した。

本当は私も両親といたかったが、祖母を一人させる事は出来ない。

じゃあそうしよかなと言っていた矢先、母の再発が見つかった。


街へ行きたいと言う母を車で送った。

いつもは一緒にいるのだけれど、その日私は用事があって母を街へ下ろしたあと家へ向かった。

降ろしてしばらくしてから携帯が鳴った。

「し~ちゃん☆やっぱり迎えに来て。お腹が痛い。」

慌てて引き返して母を家に連れて帰った。

直ぐ病院へ行こうと言ったが、「便秘かも・・・」と言う言葉で明日へと延期した。


平成13年2月5日。

CT検査の結果、癌が再発していた。

6日、胃カメラ検査で胃の中は大丈夫だという。

翌7日、夕方より入院。


もう癌は6cmになっているという。

え??は??何で??年末にCT撮って異常無しやったんちゃうの?

それが何?もう6cmになってるってどういうこと???


「また前回同様一緒に頑張ろうね!!」と力強く母を励ました。

いや、自分自身をも励ましていたんだろう。

“再発”という最も恐れていたことが今まさに現実となった。


私がへこたれてはいけない!!今回も絶対助ける!!そして助かる!!



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