心の旅 IV


君は何故私を見つめているんだ?
何が言いたいんだ?

君が遠くにいるのか
近くにいるのか
わからない

君は私か?
そう感じた


対極で座っているふたりを中心にして、周りの景色が変わった
過去で見た情景がパノラマのように回る中見つめあった
まるで記憶の中を旅するような感じだ
いつのまにか私の目から涙が零れた


もう誰もいなくなっていた
暗闇でもない
景色もない
ただ木々の音・小川のせせらぎ・鳥達の声
それだけが存在していた
自然の中にいる
その音に私が溶けていくようだった


もう、このままでいたい
もうこのままでいい
気持ちが良い
誰にも邪魔をされたくない



いきなり身体の感覚が戻ってきた
誰かに抱えられている
嫌がったが
身体が動かない
声も出ない
ここの人に抱えられたのだ

後から聞けば
食事もとらず、水も飲まず
全く動いていないので中止した
と言うことだった。。。

100日行を完遂するのは
それから3年後だった


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