仲人のため息 &  わんにゃんパラダイス

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おばあさん




登場人物・・私 ○○歳  姉と兄の3人兄弟
私は夫がいて仕事を持っています。
    母 78歳  当時左半身不随の為、特別養護老人ホームにいる。
    糖尿病もあり、最近目が見えない。手術を控えている。ボケてはいない。
    おばあさん(母の母)98歳 別に住んでいる。1年前から寝たきり。


2月6日(火) 私は1本の電話に出ました。「○○ちゃん、おばあちゃんが昨日亡くなったわ。今日お通夜で、明日葬式や。今日7時からあるので、姉ちゃん 兄ちゃんに連絡とってね。」「はい、必ず行きます」・・・
私は、姉と兄に連絡を取り「お母ちゃんもうすぐ手術やし、連絡どうしよか・・」「気を落としたらダメやし、お葬式に行っても目が見えへんし、手術が終わってから言うか」
         お通夜・・・
2月7日(水)・・・葬式「明日、お母ちゃんとこ行って来るわ」・・・

2月8日(木) 私と兄が老人ホームにて・・「お母ちゃん来たで。」「ああ、○○ちゃんか?あのな、えーと、月曜日かな?おば(おばあさんのこと)が昼頃見舞いに来てくれて「体大事にしいや。」って・・「あっち側に行こか?」って手を出されて杖を取ろうとしてたら、いつのまにか帰ってしもた。後姿見えたから(おばー)って呼んだら聞こえへんかったのか、ふりかえらんと帰ってしもたわ。おおきに(ありがとう)って 言っといてな。でも、誰に連れてきて貰ってんやろ・・」・・・その日一応母に、おばあさんが亡くなったことを告げた。母は、すごく大泣きをしました。兄は、あまりの事に次の日大熱が出て、会社を休みました。
・・・次の日から、予想通り、母は熱が出て、顔、体中がむくみ、手術どころではなくなりました。目の手術も延期となり、体調が戻ってからと言うことです。

今でも、母は行く度に、大泣きをします。最後に来てくれたんや。って・・・
「白の着物にグレーのベスト来てた」って・・そうです。おばあさんのお葬式の写真は白の着物にグレーのベストを来ていました。
私は、あそこで母も手を出していたら、連れて行かれたのか?と思うこともありますが、・・・いいえ、今の母には目の前に手を出しても、それさえ見えないのですから。。


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