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咲世子に車いすを押されたナナリーは、狼狽するゼロをなだめるように語りかけた。「そうあわてずともよろしいですよ。ここには私と咲世子さん、そしてあなたしかもうおりませんので」 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月31日
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「やはり、気になりますか?」「ナナリー?」 ぎょっとした様子で、ゼロは振り返る。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月30日
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その素顔はマスクに隠され、見えなかったが、大きく感情を揺さぶられたのはたしかのようだった。全身から張り詰めた雰囲気が立ち上っている。 そんなゼロの背後から、鈴の音のような声が呼びかけてきた。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月29日
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ジノが立ち去った後、木陰から一人安堵のため息を漏らしている人影があった。 ゼロこと、スザクだった。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月28日
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当分時間はかかりそうだな。 けど、彼女は必ず俺のものにしてみせる。 それまでの人生で培われた強気と自信のため、ジノは少しも落ち込まず、芝生から立ち上がった。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月27日
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一人残されたジノは、寂しげに微笑む。「カレン……君はまだ、スザクの奴をそんなにも……」 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月26日
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「ごめんなさい!」 渾身の力をふりしぼって、カレンはジノを突き飛ばし、その場から走り去っていった。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月24日
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ジノの手がバストに触れた時、ようやくカレンは恥じらいを覚えた。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月22日
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全身の力を弛緩させてしまったカレンをジノが抱きしめ、ゆっくり芝生に体を押し倒していく。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月21日
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それはかつて、スザクがカレンにささやいた言葉そのものだからだった。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月20日
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”ただ僕のそばにいてくれ” その言葉を聞いた時、カレンの胸はしめつけられるように痛くなった。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月19日
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カレンを優しく見下ろしながら、ジノは噛んでふくめるように語りかけた。「たとえ、君が俺を一生愛さず、スザクのことを想っていてくれてもいい。ただ俺のそばにいてくれ。それだけでいいんだ、カレン」 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月18日
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久しぶりに男に抱かれる感触は、カレンに安らぎを与える。 決してそれが思い人・スザクのものでないにしても。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月17日
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カレンより数十センチ高い彼に抱擁されると、彼女の体はすっぽりと包まれてしまう格好になった。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月16日
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すぅっとジノの瞳が細められた。 優しくカレンを抱きしめる。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月15日
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カレンは叫んだ。「私はスザクが好き! たとえもう、スザクが私を見てくれなくても……それにこんな気持ちでジノ、あなたとはつきあえないわ。あなたに失礼だわ!」 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月14日
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「でも、でも……っ」 いつのまにかカレンの瞳から、大粒の涙があふれ出ていた。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月13日
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冷静に、ジノは語りかけてくる。「もう逃げてちゃだめだ、カレン。スザクのことは忘れるんだ。彼はもう一個人として、俺たちの知ってる柩木スザクとして生きる気はない。だからカレン、君との幸せも放棄する気だ」 つづく ポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月12日
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「――!」 とっさにベンチから立ち上がり、ジノから逃れようとすると、手首を掴まれた。 軽く掴んでいるようだったが、どんなに抵抗しても、ジノの手は離れなかった。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月11日
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「俺は本気だよ。ずいぶん前から、紅月カレン、君のことが好きなんだ――俺と付き合って欲しい」 突然、ジノは告白してきた。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月10日
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言い聞かせるように、カレンの顔をのぞきこむ。 その青い瞳は、どこまでも誠実な光を放っていた。 一瞬、カレンは吸い込まれそうになる。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月09日
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大らかで小さいことにこだわらないように見えるが、ジノは色恋沙汰には聡いタイプなのだ。 カレンのことなぞ、小娘扱いだろう。 さっきキスされたのも、ジノにとってはちょっとした遊びのつもりだったに違いない。 そう思った矢先、ジノがゆっくり語りかけてきた。「さっきのキスだけど」 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月08日
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「……そんなの、あなたの勝手な推理だわ」 反論してみたものの、どうしてもこちら側の負けだった。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月07日
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少しあきれたような笑みをジノは浮かべていた。「ほらね、スザクと同じで、君はやっぱり正直だ。顔や態度に全部出てしまうんだよ。ゼロを見る君の目は、恋をしてる目だ」「そんなの、あなたの思い込みよ」「そうかな? じゃあ、どうして君はゼロの正体がスザクだってすぐに分かって、黒の騎士団のみんなや俺に教えてくれたんだい? あの時、君はスザクの苦しみを少しでもやわらげるために、俺たちに秘密を打ち明けてくれた気がした。ゼロを――いや、スザクを少しでも支えていてくれってね」 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月06日
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少々ためらいがちに、だがしっかりとジノはカレンに以前から抱いていたであろうその問いを発してきた。「カレン――君はまだ、スザクのことが忘れられないんだね?」「い、いきなり何をっ? あなた、どうして私とスザクのことを……」 言ってしまってからしまったと口を押さえても、もう遅かった。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月04日
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以前、このベンチでスザクもこうやってキスしてくれたっけ。 とっさにスザクのおもかげをジノに重ねている自分を恥じて、ジノの体を押し戻す。 罪悪感を感じてうつむいていると、ジノが困惑した声で話しかけてきた。「ごめん。強引だったかな」 すまない風は装ってはいるが、心からは反省していない様子だった。 おそらくこういったシチュエーションには慣れているのだろう。 何も返事をする気が起きず、カレンは自分を守るように両腕を体に巻き付け、星空を見上げる。 しばしの沈黙が流れた後、本題に入ってきたのはジノだった。 つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月03日
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と思いきや、ジノの瞼が閉じられ、カレンの唇にあたたかい感触が押し当てられた。 ジノのくちづけだった。 手慣れた、優しい接吻にカレンは過去を振り返らずにはいられなかった。(スザク――!) つづくポチっと押していただけると嬉しいです!↓ ↓ ↓
2009年01月02日
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