SAKURAYA 別館

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1ポンドの悲しみ (20040604)


著者名:石田衣良
出版社:集栄社

感想:
表題含む、短編集。
著者曰く、普通の恋愛がおもしろい。誰でも一人一冊は人生経験を本にするだけの経験がある、と聞いた事がある。
それを恋愛に絞っていうと、確かにそうだなー、恋愛ネタで話が出来る人もいる。
恋愛体質な人もいる。彼が書くと些細な出来事もドラマになり、小説になる。言葉の使い方の上手な人だ。元々コピーライターだったというのが彼の武器だろう。
そのキャッチーな言葉の使い方と、意表をつく展開、でいて納得いく流れ、の両方に私は毎回毎回、すげぇこの人天才だよ、と思っていたのですが、直木賞までとってしまいました。びっくりだ。
天才だよ、この人。
書けそうで書けない話を作る人です。

点数:60点

泣ける  ☆☆★★★
ドキドキ ☆☆★★★

1ポンドの悲しみ ( 著者: 石田衣良 | 出版社: 集英社 )

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