ゆうたんの秘密基地

ゆうたんの秘密基地

コントロール。



笑って。笑って。
大丈夫さを見せる。


だけど現実は
上手くいかなかった。

全然上手くできなかった。

視界に入らないよう目をそらし
聴こえないよう耳をふさいだ。

そこに偽物の笑顔さえなかった。

できなかった。



こんなにも完璧に意識とは裏腹に
体が勝手にそうしたのは
見事とも言えるほどで。

失敗と感じる事さえなかった。


次も、その次もまた
勝手に勝手に
わたしの体はそうするのだろうか。

自覚する意識とは全く逆で。

舞台の上で息がつまり
その瞬間吐き気さえ感じる。


明日もまた
目をそらし
耳をふさぎ
逃げる。

体が勝手に。

それなら任せよう。
体が勝手に生きる術を見つけるなら
それでいい。

今はそれでいいんだ。



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