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割とスムーズに成田に。実家に着いたのは7時過ぎ。母親には、何も特別に料理したりしないでくれと頼んでおきました。ただのご飯や、ワカメのおひたしや、魚の焼いたのがおいしい。相変わらずの父のしゃべりに生返事をしながら(まともに返事なんてしたらたちまちけんかになってしまう)過ぎていく夜。疲れていたのに、蒲団に入っても眠れない。仕方がないので本棚の文庫本を手にとって読み始めました。司馬遼太郎「歳月」。江藤新平の話。江藤新平については、どんな人か知らないうちに歴史本で首級の写真を見てしまい、どうしてこんなことに!?と思ったのが最初です。明治に入ってからの歴史にはあまり興味がなく、その後も政治家のひとりくらいにしか捉えていませんでした。いわゆる、ヒーローとは違う人。個性の強い、弁の立つ法律家。好きにも嫌いにもなれないけれど、こういう人がいて、歴史のある時期に天命を受け、大きな仕事をすることになったのだという感動がありました。時差ぼけの頭で、使命ってなんなんだろうと考えます。人は一生に何か、一つくらいのことしかできないのだろうと思う。特に私みたいな者は、その一つすらあやしい・・・。考えた末に「ちまちま物を作って、あはは、と笑って死ぬんだろう」と思ったところで眠りに落ちました。
2006年05月17日
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これから日本へ向けて出発しまーす。ハチ、ナナ、いい子にしているんだよ。更新はしばらくお休みかもしれません。まとまった時間が取れるときに書きたいと思っています。(^^)それでは!
2006年05月16日
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カテドラルで朝ミサにも出たし、ホテルで食べた朝ごはんでは、思いがけずイギリスの劇マズソーセージにも出会えたし(^^;)。出発準備は万端。この日はひとりで行動の一日なのでした。いつかは行きたいと思っていたヴィクトリア&アルバート美術館にレースを見に行ける♪時間には余裕があるので、歩いていくことに。-----ロンドンはやっぱり古くから発展してきた街だから、道が真直ぐじゃない。それに表示もいまいちわかりづらくって、とちゅうで道の名前が変わっていたりしてあせります。(^^;)大通りからちょっと入ると、細い道がくねくね入り組んでいて、そのくねくねにぴったりとあわせて建物が並んでいたり。ずらり並んだ建物ごとぐーっとカーブを描いているのなんて、なかなか面白い光景。迷路に入れられて知能の高さを測られているねずみみたいな気がしてきます。そして、上から見てる神様は笑ってるんだろうなー。もう、見事なまでにあっちに行って「あれ?」こっちにいって「あれ?」をやっているイウ(^^;)なのでありました。もともと方向音痴気味なのに加えて、「迷うのも旅のうち」との開き直り。時間はあるから、と、しっかり地図も見ず、しかも、大通りは混んでそうだし遠回りだから、大体直線でいけるように間を突っ切っていこう!と歩き出してしまういいかげんさ。まあ、そのいい加減さのおかげで思わぬ拾い物もあるわけなのですが・・・(^^)-----拾い物 教会に行き当たるとしばらく立ち止まって見上げてみます。看板に教派が出ていないのは国教会なのかな。どの教会も塔が美しく、古い石造りがいい雰囲気です。日本の神社仏閣もそうですけど、ここは祈りの場所なんだな、というところに惹きつけられます。-----・・・と、ふらふら歩いていたら広場に出た。ここはいずこ、と確かめると、スローン・スクエア。あれ?ずいぶん南にきちゃったな(^^;)。天気がよかったら、ベンチに腰掛けて過ごすんだけど、それを許さない寒さなんだなー。ミ○ガ○みたいな、パリパリの低温ってのじゃなくって、いわゆるbone-chilling、底冷えがするってやつです。歩け歩け。-----おお、見事な建物ごとカーブ!(^^;)チェルシーの町並みは、赤レンガがきれい。しかし、突然車が突っ込んでくるなー。人通りもないのに、何をあせっている? 危ない、危ない。アパートの出口から、カーペット交換のお兄さんたちのグループが出てきた。車に荷物を詰め込みながら、私に気がついて、「おねーさん!この辺はみるものないよ!」「僕らの仕事がいい見物になるかも」「どこいくの、ちょっとよってかない?」などと、転びそうなものすごい訛(イギリスの英語がそう聞こえてしまう・・・(^^;))で声をかけ始めました。一応、ゲッと思うイウ。「急いでるんで・・・」なんて、テキトーな受け答えしかできず。くそーっ、日本語なら気の利いたことでも言うのに。-----足早にその場を立ち去りしばらく行くと、白い教会が見えてきた。スコットランド教会・・・。中に入れてもらうと、簡素で清潔な聖堂。ステンドグラスは聖アンドリューの十字のデザインですね。イギリスと一くくりにしてしまうけど、連合国ですもんね。スコットランドの人は、独自のアイデンティティーを持っているわけなのですよね。しばらくぼーと聖堂に。-----歩き始めると突然にぎやかな雰囲気に。おしゃれなお店のある通りです。大通りに出たら、美術館のサインが見えた!(^^;)ほっ。でも、その手前に大きな教会が。これはカトリックっぽいぞ。ふむふむ。ブロンプトン・チャーチ。入るべし・・・!
2006年05月15日
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ヨハネによる福音(15:1-8)末端は先端葡萄の苗植える
2006年05月14日
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虫関連で、思い出したので前に書いといたのをUPしてみます。-----ガレージの掃除中にクモを見つけただんなくん、つかまえてみた。 そして「戻してあげよう♪」と、巣の上に乗せてあげました。 でもそのクモ君、ピクリとも動く気配がない・・・。 不思議に思っただんな君、そのままじーっと観察。 すると、巣の影から「違う種類の大きなクモ」がでてきて、 見る見るうちに シャーッ! と、だんな君の置いたクモを連れ去っていってしまった!! この顛末をいかにも不思議な出来事だったというように私に報告するだんな君! 「ひどい!クモ殺し!そのクモは『やばい』と思って動けなかったんだよ!」 「だって、そのクモの巣だと思ったから。」 その出来事の後、一気にクモへの興味に目覚めた私たち。 ゆうべは窓の外に巣を張った巨大グモ(丸々太って4,5センチはありそう)の巣の修復作業を感心しながら観察するのでした。 夜、ちょっと目を覚ましてリビングに行って見たら、だんな君が懐中電灯でクモの巣を照らしている。 「まだ観察してるの?」 「うん、虫を巣に呼び込もうと思って・・・」 それは、やりすぎ!!
2006年05月13日
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色鉛筆さんからいただいたコメントを読んでいて、ああそういえば、と思い出したことです。アメリカの女の人、結構、虫、平気なんですよねー。というか、虫発見→「きゃー!」・・・までは一緒の時もある。その次が違うんです。かわいい顔をした女の子でも、「あ!虫!」といった次の瞬間、「ブチ!」・・・ということが・・・。顔面蒼白の一瞬・・・!(°д°;;)。これは、こっちに住んでる日本人から、耐え難いことの一つにあげられることは多いし、私も何度となく遭遇していることなのであります・・・。「あ、クモがいる!紙にとって、窓から外に出しましょう!」とあたふたしたりするとき、「はっ」と、もしアメリカ女性だったら・・・、と思ってしまう私。(°v°;;)しかし、「一寸の虫にも五分の魂」。これを教えることも大事なんではないか・・・。でもね、「手がかからなくていい」と言った日本人男性もいたのですよね!(^^;)うん。
2006年05月13日
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怒れる百舌鳥賛江「憶良らの宴に残せる檸檬かな」
2006年05月12日
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先のロンドン旅行では、だんな君、実はぜんぜん楽しめなかったのだそう。まあ、寒かったせいもあるし、もともとイギリスというところに興味を持っている人ではなかったし・・・。それでもひとつだけ楽しかったことがあったそうで、こんなことを聞いてきた。「イウ、あの帰る前の日の教会の話、書いた?」「(ぎくり)・・・まだ(^^;)」「どこまで書いたの?」ああ、それは聞いてほしくなかった・・・!「・・・(^^;;)ふ、二日目の朝ごはんまで・・・」そう、まだそこまでしか書いていなかったんです。するとだんな君、心からあきれた!というように「はあ(°д°')!」という顔をして、「(-。-)知らないよ」と言い放つ。「知らないよといわれても・・・」「忘れるんだよ、時間がたつと。」「はい、おっしゃるとおりで・・・(^^;)でも、間にイースターが入ったりしましてね。なにかとね(^^;)」「(--)・・・。もういい。それを書いていないんだったら、日本に連れて行かない」「(@@)はあ?」「日本に行けば、また書くことあるでしょう」そりゃあ、そうなんですけど・・・。・・・ということで、がんばってロンドンのこと書きます。でもね、だんな君が書いてほしいのって、まだ記事、十くらい先の予定なんですよね。そこに行き着くまでに日本に行って帰ってきちゃう予感・・・。
2006年05月11日
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ほぼ毎日日記を書いているのに近況もなんだと思いますが、にわかに忙しくなってきてじっくり思ったことなどかけないでいるので、ちょとメモだけでも。引き続いて庭と格闘中の最近。月曜日、「女性の尊厳」というタイトルの教会でのトーク。全くなんだかな!の感想。火曜日、ピアノ。土曜日が発表なのに、私も先生もある部分1オクターブ違って今まで練習してきたのに気付いてなかった!orz水曜日、独居の方、老人ホームの方、大変な家庭へ送るブランケット作り。丸一日。日本じゃぎっちょで不器用のテキトーな私も、アメリカでは器用な人間に早変わり♪皆から重宝がられる。「完璧ね」などど、日本では一生言われることもないだろうほめ言葉にいい気分。夕方は代母さんのところで、月曜日の講演会について二人で蒸気をだし、それから送っていただいた井上神父のTV番組を見て落ち着く。木曜日、これから。12時までに、120枚のピースを切って、お昼ご飯も準備しないと・・・(TvT)。友人の天使のような人が、ひとり小天使を連れて来ることになってます。布を交換しながら合作のキルト作り。夕方、庭。金曜日、ピアノ。庭。教会の典礼の方と会う。代母さんと会う。土曜日、ピアノ。発表会の会場設営など。そのあとはとんぼ返りで帰国中のハウス&キャットシッターさんを夕食に呼ぶ。(日本にしばらく帰れることになりました!)だんな君、出張から夜帰ってくるのを空港まで迎えに。月曜日、ハウスシッターさんと打ち合わせ。鍵を渡す。出発準備。よる講演会。火曜日、日本へ出発!(^o^)!
2006年05月11日
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無意識に流れるミサは春の朝
2006年05月10日
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春雨のたてるほこりのにおいかな
2006年05月10日
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追いつけぬ時追いかけて草むしり
2006年05月10日
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蛙鳴く井戸は深けりゃ狭いのか
2006年05月08日
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しばらく前に車の鍵をなくしてしまいました。家にたどり着いているのだから家の中のはずなのです。でもどこにもない!だんなくんがスペアキーをわたしてくれたのですが、そのキーホルダーが、ドラゴンボールのゴクウが、スーパーセイヤンになって金髪を逆立てながら気合を入れてるものなんですよね・・・。結構大きいゴム製のレリーフなんです。15センチくらい?恥ずかしいから取りたいのですが、キーホルダーの留め金が硬くって何回かトライした後あきらめる私も私・・・。ずっとそのまま使っていました。別に見せることないし、と思って。ところが、ペットショップにハチのソフトフードを買いにいったとき、レジのハンサムなおとうさんが、「会員カードもってますか?」と。「はい(^^)」カードが取り付けてあるキーホルダーを出そうとして、 ハッ!「・・・ゴクウが・・・(@o@;)」このハンサムなお父さんに、キーホルダーのスーパーセイヤンは、ちと見られたくない・・・。アメリカではアニメは子供のものだと思われてるし、こっちではキャラクターものはティーンエイジャーでも恥ずかしがって持たないくらい。いいおとながキャラクターグッズを持ってても許されるのは日本だけなのだ・・・(@@;;)しかも、わたし、別にゴクウ、好きじゃないしー!(ToT;)!しかたがないので、ゴム製のゴクウを手で握って隠すことに。ゴクウが「むぎゅっ!」と言ったのが聞こえた(気がした・・・)。そしてさりげなく、カードがスキャンできるように差し出しました。読み取りの機械をスッと一回。・・・二回。・・・。三回。・・・。「あれー、おかしいなあ、きょうは朝からこうなんですよ」と言いながらおとうさんは、「ちょっとかしてね」と、ささっとキーホルダーを取り上げて・・・・!あっと抵抗する間もなく、哀れ、ゴクウは白日のもとにさらされてしまいました・・・。ああ・・・。赤面する私を尻目に、涼しい顔で会員ナンバーを打ち込むおとうさん。しばしのがまん、このままさらりとかわして立ち去るのだ!と思っていたところに、おとうさんにこにこしながら「ゴラゴンボールのファン?」と・・・。しまった!「いえ、あの・・・、しゅ、主人が・・・(**;;)」後ろに並んでる人もいるし、一刻も早く立ち去りたい。「そうなんですかー。」とゆっくり品物を袋に入れるお父さん。もしかして・・・?「いやあ、僕もね、ちょっと見るんですよ。ドラゴンボールもそうだけど、マクロスとかね・・・(^^)あれを見て育ったんだよなァ(トオイメ)」・・・やはりか!オタクであった・・・。マクロスがでてくるなんてところ、ただものではない。「男って成長しないもんなんですよ。今でも面白くって・・・・」と、まだまだ話したそうなおとうさん。でも、私は、とりたててドラゴンボール好きじゃないんですっ(*>
2006年05月05日
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朝から晩まで庭仕事。ガーデニング♪っていう素敵な雰囲気のじゃなくって、掘ったり砕いたり、マルチの大袋を破いたり、重い土を敷いたり、移植したりというハード系「庭仕事」。夏になる前に一度帰国したいので、それまでに今年分の庭を造っておかないといけません。(2年前の春から夏にかけて日本にいたのがたたって、庭の状態が・・・(ToT;)!なのです・・・。)本当に庭仕事が好きで上手な人っているもので、お向かいの奥さんは、芝生に一枚の落ち葉も許しませんっ!というほど手入れしていて、輝くばかりのきれいな前庭。そんな庭は逆立ちしたって作れそうもありませんが、周りから苦情が出ないくらいにはしておかないと・・・orz。私には向いていないんだよなーと思いながら、時にぶつくさ独り言を言ったり掛け声をかけながらの作業でした。-----去年作ったハーブのスペースの縁にマリーゴールドを植え終わる頃には、もう暗くなってしまって冷たい風がぴゅーぴゅー吹いていました。「出来たから見て」とだんな君に声をかけたのですが、寒そうに腕組みしながら中から出て来て、チラッと一瞥くれただけで入っていってしまいました。あとは鼻水をたらした私が残されるのみ・・・。ぴゅーーーー。ああきりがない庭仕事・・・。-----晩御飯は、食べながら眠りそうになるという、赤ちゃん以来の現象に見舞われました。でも、からだ動かすって、いいんだよね。うん。
2006年05月04日
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寝覚め心に取り残されて春の霧そっと切り出す春霞をお土産に
2006年05月03日
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働かぬ蜂も蜂なり春うららどこで読んだのかなー、誰かのブログの記事だったと思うのですが、「働き蜂」ならぬ「働かぬ蜂」っていうのがいるそうです。それで、もっと生産性のいい集団にしようと「働かぬ蜂」を全部取り去る。すると、今まで働いていた「働き蜂」のいくらかが、今までと同じ割合の「働かぬ蜂」に変容するというこの神秘!この話を代母さんにしたら、ぽんと膝を叩かんばかりに(アメリカ人だからそんなことはしませんが)得心し、「イウ!いつも自分で『遊び人』って言っているけど、やはり社会の重要な構成要素なのよ!」と・・・。ああ、春うらら・・・(TvT)。そんな私を見守るハチとナナは、「人間、かわいそうにねー」と鼻で笑っている。働かぬハチは猫なりナナうらら
2006年05月02日
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ヨハネ6:30-35風に乗るしるし林檎の花香る
2006年05月02日
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