解夏 (げげ)


【ストーリー】
小学校の教師の隆之(大沢たかお)は
自分が「ベーチェット病」にかかっている事を知る。
彼の場合は視力が失われると言うケースだった。
学校の職を辞め、
婚約者の陽子(石田ゆり子)とも、別れを決める。
それを恩師で陽子の父でもある朝村(林隆三)に病気の事・
陽子との別れなどを告白する。
その時、陽子はモンゴルにいた。

故郷の長崎に帰った隆之は、
母(富司順子)や姉(石野真子)や
幼なじみ(田辺誠一)に支えられて
最後の瞬間まで懐かしい町を、
目に焼き付けてようと、
残りの時間を過ごしていく。
 長崎に尋ねてきた陽子は
隆之の元に留まるが、
陽子の将来について悩んでいく。
 二人が訪れたお寺で出会った
林(松村達雄)という老人の暖かさに触れて、今の現状を話す。
すると、
林は、修行僧時代の話をして、
今の、達之の失明する事(恐怖)は、
『行』だと言う。
その辛さ開放された時が
『解夏(げげ)』だと教える。

 昔の生徒からの手紙が届いたりするが、
陽子に対する様々な想いが、彼女との決別を切り出す。
しかし、自分の想い、陽子に対する想いが新たな意味での変化を感じる。
そして、彼にとっては、
彼女への思いは嘘ではなく、
いつも側にいて欲しいと確信する。
そして・・・
(ラストシーンは見てください)


≪監督・出演者≫
磯村一路
大沢たかお 石田ゆり子 松村達雄


[コメント]
ストーリーは見る人によって違う感じ方をするでしょう。
映画の宣伝などで、
「最後の瞬間には、何を見ますか?」
と言っていますが、
これも、様々なんでしょうね。
でも感動しました。
お寺での松村達雄さんの言われている事は
意外と難しいのですが、
本など購入して読むとわかります。

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