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…あ、大丈夫ですよ。
ワンクリ詐欺や出会い系サイトの勧誘の類じゃなくて、
こういう題名の本の紹介ですから安心して読んでください(^◇^;)
今回、紹介するのは河合香織著 『セックスボランティア』です。
『人にとって性とは』
という事について、問い掛けている書籍です。
M-NOMUさんが 以前取り上げて
いて、興味があったんですよね。
で、ブックオフの特売本コーナーに105円の値札が付いて
晒し者
叩き売りになっていたので、購入してきました。
ブックオフ105円
posted by (C)うっし~1977
…それから早数ヶ月。
買ったこともすっかり忘れて、本棚で埃を被っていたのを、
最近になってようやく再発掘して読み始めました(^◇^;)
まぁ、それはともかくとして…
この本に描かれていることを読んでいて痛感したのは、
性的な面に限らず、 “障 害
者だから”
という事で
何かと特別視(≒色眼鏡)されがちですが、
障碍者といえども一人の人間である、
という当たり前の事でした。
現在の日本では、障碍者への介助自体、まだまだ特別な事で
それに従事する人は“良い人”的な見方をされがちなようにオイラは思うのですが、この本で取り扱っているのは、
さらに先まで突っ込んだ性処理の問題について。
この手の問題は、日本では健常者に於けるそれでも
まだまだタブー視されがちですが、
障碍者が人間らしい営みを送るためには重要な問題です。
人が生きている上で、ごく自然に沸き上がる欲求として
性欲があるわけで、この書に登場する障碍者達を見ると
“障碍を持っている”という事を除けば、ごく普通の
欲求を持った一人の人間であることがよくわかります。
ということは、その欲求を満たすために手助けする人たちが
必要になってくるわけですが…
この本のタイトルである “セックスボランティア”
は
文字通り、“セックス”を提供するという形での介助をする人は
ほとんど出てこないのですが、
ごく一般的な生活介護の一つとして、
その一端を担う介護者は何人か登場します。
その描写を見るに、 性的な事は何ら特別な事でなく、
至極一般的な欲求の一つである
事を感じます。
この事は、ひいては「慎み深さ」という名のオブラートに包みこんで
セクシュアルなことには真摯に向き合ってない日本社会全体が
抱えている問題に対する疑問提起なのでは、という気もします。
そして同時に、障碍者の“見ている世界”と
(自称)健常者の“見ている世界”は大差ないのに、“健常者”が生きる社会では障碍者が排除されている事を
改めて痛感します。
この本の提起している問題の影に、
日本社会が持つ障碍者への根強い差別が
潜んでいるような気がちょっとします。
…と、エラそうに書いているオイラ自身、
障碍を持った人に分け隔てなく接する事が
出来ているんだろうか。
そんな事をちょっと考えてしまいます。
ま、この手の問題は、深く考えれば考えるほど、
注意深くすればするほど、逆に障碍者を
特別視してしまうことになる矛盾を抱えているので
あまり深く考えないようにした方が良いんでしょうけど…ね(__;)
なんか、深く考えれば考えるほど奥深い問題であるものの
深く考え続けることは必ずしも著者の意図するところではない
というジレンマがありますね。
結局、障碍者にいかに対応すべきか、と言われれば、
“障碍者だから”という事を前提に考え行動する以上に
我々も自分らしく生き、自然な振る舞いをする
ということが一番大事なのかな、という気がします。
…ま、やっぱり我々と障碍者との間には本質的には
なんの差もない、という話になっちゃうのか(^▽^;)
聖地巡礼 2009.10.18
キャッチャー・イン・ザ・トイレット!こ… 2009.09.04 コメント(2)
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