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私小説~松山由美子・3~


     松山由美子の略歴3弾

    2000年に入り、ゆみこは体調が落ち着いてきたので退院した。
      退院会見は開かずに、FAXで休養を発表する。
     そのニュースが1日中流れていて、青葉裕子側のスタッフは「気の毒に」と言ったりしていたのだが、青葉自身は、表情は悲しんで発言も「私のせいで、ごめんなさい・・・」といって泣いていたりしていたが、内心は「そのまま引退すればいいのよ!」と思っていた。

   そして雄二は、本来のフリーカメラマンに戻り、ゆみこのそばにいることが多くなった。

   半年の月日が流れた頃、雄二があまり帰らなくなってきたり、帰りが遅くなってきた。
   ゆみこは「仕事が忙しいのかも」と思っていたのだが、ある日のスポーツ新聞で雄二と青葉の熱愛が報じられていた為、ゆみこは混乱するのだった(ホテルから2人が一緒に出てくるところが載っている)
もっと混乱していたのは青葉である・・・
彼女は雄二と一緒に、行動はしたりしていたが、恋人に見えるような行動はしていなかったのだ(もちろんホテルなど一緒に行っていない。
 青葉は新聞社に行き「コレはどういうこと?」と編集長に詰め寄る
  編集長  「匿名で写真が送られてきたので載せた」
  青葉   「お金を払うから訂正記事を載せなさいよ」
  編集長  「TVのときの口調と違うね?」
  青葉   「え?」
そう・・・彼女は怒るあまりTVでのキャラを演じきれていなかったのだ・・・
彼女のスタッフやよく一緒になるスタッフの1部は、彼女の本性を知っていたのだが、この新聞社にはそれを知ってる人はいなかったのだ・・・
  編集長  「『トップアイドル青葉裕子は、ぶりっ子でワガママ』この記事はいけるよ」

    翌日この新聞社に乗り込んだときのことが細かく掲載され、彼女は一気にイメージダウンに陥る
  青葉  「なんでこんな目に」
  雄二  「落ち込んでるようだな」
  青葉  「なんであんたココに?」
  雄二  「ずっとあんたを取材してたからな」
  青葉  「じゃああの新聞社に、匿名で写真を送ったのはあなた?」
  雄二  「そういうことだよ ホテルのは合成だよ」
  青葉  「何のために?」
  雄二  「妻はアンタのせいで、色々マスコミから叩かれたから仕返しのために、色々カメラマンとして知恵を絞ったんだよ」
  青葉  「・・・」
  雄二  「叩かれた側の気持ちが分かったろ?」

そして雄二は、久しぶりに家に帰り、ゆみこに今までのことを報告する。
 ゆみこ 「なんでそんなことあたしに黙って?」 
  雄二  「敵を騙すには、まず味方からってね」
 ゆみこ 「でもコレで青葉さんは活動できなくなるんじゃないの?」
  雄二  「別に性格が一般に伝わっただけだから活動しようと思えばできるだろ?」

   そして2000年10月下旬ゆみこは復帰会見をする


      2001年に突入し青葉裕子は、「あおばゆうこ」と改名し、タレント活動をすることになる

  ゆみこは「YUMIKO」と改名し歌手を中心に活動するようになる。
 YUMIKOは、レコード会社でのプロデューサーをはじめとするスタッフも変更し、ロック系の歌も増やすようになる。

  8月下旬 森山涼一プロデュースの曲を歌う
  そして、プロモーション中に青葉裕子の番組に出演する。
  司会者    「あおばさんとYUMIKOさんは久々の再会ですよね?」
  YUMIKO 「そうですね」
  あおば    「あんなことされたんで、共演したくなかったけど、断られるとまた何かされそうだから引き受けたのよ」
  司会者    「あんなこと?」
  あおば    「あっ! 言っちゃいけなかったんだ ごめんなさい」
  ディレクター 「すいません 一回カメラ止めます」
  司会者    「あおばさん 何の話ですか?」
  あおば    「私は分からないんですよね~ 言うと迷惑でしょうから・・・」
 翌日この番組のことが報道され、再び不仲説が流れるが、某国のテロ被害報道のことが毎日のように取り上げられていくために、不仲説のことは忘れられていく

   YUMIKOは、そのテロのニュースを見て涙を流す。
   無惨さと何も出来ない自分に対しての苛立ちはもちろんだが、夫が巻き込まれたからかもしれないからでもある。
   ニューヨークに取材に行っているはずなので、カメラマンとしてあのビルに近づいてもおかしくはないからである

         10月に入り夫から連絡が入る。
   「心配かけてごめん」
   この言葉を聴き、再び元気を取り戻す

        10月中旬 夫が帰国し会見する

        11月   新作の準備に入る
       ほぼ同時期に、あおばゆうこが雑誌社に行き、昨年末の雄二との会話を録音したテープを雑誌社にもって行く

     ワイドショーで、このテープの内容が放送され、雄二が恐喝事件の容疑者として逮捕される可能性の話が持ち上がる

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