詩・書・画・印 マクロビオ記

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丼古庵@ Re:明るさと安定(05/06) 大橋醒仙さんの篆刻についての記事は珍し…
2011年05月06日
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カテゴリ: カテゴリ未分類

5月6日

暗くなりがちな日常では、常に明るく生きることが肝要である 。心の

方向があって、どちらを向いているかが大事である。夏目漱石に来客が

あって、夜中まで話し込んでいたので、お茶を持ってきた手伝いの女子に

「今何時か」と聞いたら「もう12時です」と答えた時「まだ12時となぜ云えぬ」

といった話は有名だ。見方、考え方、受け取り方で天地の差が出る。どうも

人生この辺に重要な鍵がありそうだ。

書では一見強くて豪快そうに見える線がある。しかし本当に強い線は

落ち着きがある。騒がしい線は本当は強くは見えない。強さ、を求める

あまりやり過ぎるということがある。古今の名筆には騒がしいのはない。

見せるという気持ちや、どうだというような線形がないのが古典の

古典たるところなのであろう。この辺が書の奥深さといえよう。

大橋知伸.jpg

大橋知伸 号醒仙 刻「山高水長」 大橋知伸は会津の人、篆刻は

名人の域に達し、呉昌石もその刻に驚いた人である。日本篆刻史では

いまだ隠れた存在で、知る人ぞ知るである。そのうちきっと光が当てら

れることと思う。






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最終更新日  2011年05月06日 05時40分36秒
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丼古庵 さん
大橋醒仙さんの篆刻についての記事は珍しく、嬉しくなりました‼️ (2020年04月18日 08時52分20秒)

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