ピアノムシ

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2007年09月03日

六本木珍道中～後編～

(28)

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●美術館

いわゆる「森美術館」と言われるところでした。

「ル・コルビュジエ展」というのがやっていて、
建築家の方で、絵なども描いていたようですね。

中には微妙なものもありましたが（笑）、
建築物などの設計は、今に通じるような斬新なもので、
本当にすごいなあと思いました。

途中、黄金比を使った椅子やらがあり、
一番ゆったりしている椅子を3人で順番に座ってみたり（笑）。

はるさんからも解説をしていただいたりも。

いや～、はるさんて色々と知ってらっしゃり、
ピアノ以外でも色々と勉強させていただきました。

●展望レストラン

ちょうどお昼もいい時間になってきたので、
52階にある展望レストランに行きました。

ここは見晴らしは最高で、
高級シャンパンが並んでいたりも。

ドンペリルームまであり、
自分とは全く縁のない世界を見て楽しかったです。

やすさんが喫煙ルーム希望とのことで、

何とレストランにピアノが置いてありました♪

展望レストラン・グランドピアノ1

やすさんが、

「ここでできたらいいですよね～♪」

ホント、こんなところでできたらいいですよね♪

一人何万払えば良いのでしょうかね（＾＾；

2000円（ムシクン）、1500円（はるさん）、
1200円（やすさん）のセットで、
はるさんとやすさんは＋300円でデザートつけました♪

僕がでしゃばって2000円というのが、
何とも心苦しかったのですが、
お二人のお許しを得て、いただきました（笑）。

写真は撮り忘れましたが、ぼちぼち美味しかったですよ♪

ここではピアノの話や仕事の話など、
ゆっくりと色々とお話できて楽しかったです。

はるさんのピアノの話とかも面白かったですね。

はるさんの演奏会プログラムとか、
本当にすごいですよ。

リストの演奏会用の練習曲3つを
セットで演奏したこともあるようで、
「ため息」が3つの中で一番弾きやすいと言っていました（＾＾；

他にもショパン「舟歌」は、2年かけて仕上げたとか、
プロのスケールというか、そういうお話を聞けて
とても興味深かったです。

あと、スクリャービンとかラフマニノフとか、
どういう違いがあるのか、
とてもわかりやすく説明してくださり、
「機会があれば挑戦してみてくださいね」
と、エールをこめてお話いただきました。

そうこう話しているうちに、いい時間になり、
お店を出ました。

はるさんがちょっと化粧直しに行っている間に、
やすさんと話していたはるさんへのお土産を購入。

かなり急だったのですが、はるさんにどうしても
気持ちとして何かお渡ししたかったので。

ただ、この後、大変な事態が・・・。

はるさんが戻って来てから、
いっこうにプレゼントが包み終わらなくて（汗）。

ぶっちゃけ、本当に遅かったですよ（怒）。

はるさんは何度も時計を確認され、

「大丈夫かなあ・・・」

とつぶやいていました。

時間は14:20になろうとしていました。

●間に合わないかも

で、ようやく包み終わり、
すぐに下まで下りました。

ロッカーで荷物を取り、駅へ。

大江戸線の「大門」という駅まで行く予定だったのですが、
僕がうっかり重大な判断ミスを。

「麻布十番の方が大門に近いから、歩いて行きましょう。」

ああ、今考えると、
道も知らずによく言ったものです。

実は来た通りに六本木に戻って乗った方が、
早く着いたのですが、
僕の判断ミスで麻布十番まで歩いたからさあ大変です。

歩けど歩けど、麻布十番駅に着かず（汗）。

途中で標識を確認すると
「六本木駅まで580メートル、麻布十番駅まで380メートル」

もう引き返すこともできません・・・。

正直、かなり焦りました。

とにかく歩きも速くなりました。

はるさんなんか、ヒールの靴で、
かなり限界に近かったと思います。

ようやく「麻布十番駅連絡通路」
というものが見えてきました。

吸いこまれるように入りましたが、
歩けど歩けど駅に着かず・・・。

この時点で14:30を過ぎていました。

途中、はるさんに、
何時までに着けば良いか確認すると

「15:00に羽田に着けば何とか・・・」

「！！！！！」

実は、羽田行きの電車など、
全く調べていなく、
ぶっちゃけ、これは本当にヤバイと思いました（汗）。

飛行機の時間を確認すると、

「15:40です」

と・・・！！！！！

「麻布十番から羽田まで、あと30分もない」

冷や汗が出てきました。

たぶん、はるさんも
本当にヤバイと思っていたと思います。

とにかく夢中で駅に向かい、
ホームに下りてすぐに電車が！！

さっと乗り込んで、車内で
大門駅から、都営浅草線で羽田に直通があると
はるさんとともに確認。

そして、はるさんにお土産も渡しました。

でも、このお土産のせいで乗れなかったら・・・
と、心の中で思うと、
超いらなかったお土産ですよね・・・（泣）。

大門駅で降りて、ここからはちょっと小走りです。

ただここではるさんの足が限界に！！

僕がはるさんの荷物を持ち、
ここからはホント、さらに加速しました！！

ようやく都営浅草線のホームに到着。

14:38です。

来る電車の電光掲示板を見ると

「14:41　羽田　快特」

羽田直通で21分で着く電車に間に合うとのこと！！！！！

ピアノムシの奇跡が起きました！！！！！

はるさんと最後の挨拶と握手をかわし、
何とか羽田行きの電車に乗っていただきました（＾＾）

予定では15時過ぎに羽田に着くので、
とりあえずひと安心です。

ああ、本当にヤバイと思ったので、
やすさんと二人で力が抜けましたよ、ホント（笑）。

●新宿で反省会

やすさんと二人で新宿に行き、
とりあえず反省会です。

六本木を全く知らない二人が
「お供します」と言って
はるさんをエスコートしたつもりが、
全くの役立たずで！！

挙句の果てにはるさんに色々と聞きまくり、
現地では二人がボケてはるさんつっこむという、
まるでコントのような3人組。

お土産を事前に用意できなかったため、
ドタバタで買ったものの、それがもとで
最後の最後でスリリングな展開になり、
はるさんにもすっかり冷や汗をかかせてしまい、
ホント、何だかすごい六本木珍道中でした。

その他もろもろ、はるさんに
色々とご迷惑おかけしてしまった点を反省しまくりでした。

ひと通り反省会が終わった後は、
やすさんとピアノや仕事の話を色々と。

結構楽しい時間になりましたね。

そうこうして、夕方解散。

僕は他のお友達と新宿で
お茶を飲む約束をしていたので、
そのまま新宿の別のカフェへ移動。

そこではるさんから、無事に到着のメールが。

一部抜粋です。

あの１番速い電車だったからこそ〓空港の手続きをすると、正直ぎりぎりだったです〓
ピアノムシの、お２人のパワーで無事到着できました〓

まさに、1分1秒でも遅れたら、アウトでした（＾＾；

最後は神がかりのピアノムシの奇跡でしたね（笑）。

はるさん、本当にお疲れ様でした☆

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