一歩っ一歩っ♪ゆっくりね~

一歩っ一歩っ♪ゆっくりね~

Jan 26, 2009
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先週、とてもバタバタしていた私は すっかりダウン。

寝てもしんどい、起きてもしんどい。

回復しないのだ。

今日、娘は適応指導室に行く!と言っていたのだが、

全然起きられず。

「水曜日に行く!」と娘。

夜になって 旦那母の特別養護老人施設から電話。

「喘息です。明後日には呼吸器専門の先生がいるので 入院になると思います」と。

正月を家で迎えさそう!そんな考えもあった。

娘が言った。

「施設と家とが分からなくなったりして 混乱したらどうするの?」と。

「ならば、正月にみんなで施設に行こう」となっていた。

なのに、正月は何故か家族がバタバタと調子を崩し

施設は行けなかった。

認知症の旦那母。

旦那は言った。

「どう思うよ?施設から電話がかかってきて、一番に何をオレは思ったと思う?

『あ・・・行かなアカンのや・・・・』やで。

オカンの心配とか、そんな事が一番じゃないんやで・・・サイテーやと思うわ。」

違う。

面倒くさいんじゃないんだ。

旦那は、認知症である自分の母親を そして、その母を介護してくれる人達を

見るのが辛いのだ。

今まで。

自分達が見てきた。

なのに、自分の手から離れ 人の手を借り施設にいる自分の母を

見ると、自分が親不幸で仕方なくなる。

そして、自分が施設に行くのは「母は息子である自分の事が分からないのに

行く自分は自己満足の中でしか無いんじゃないか。

自分が後悔したくない・・・・その自分の可愛さゆえ 行動する事じゃないのか・・」

そんな葛藤がそこにはある。

私は。

その先手、先手を打ってきた。

旦那が母を心配するだろう→先に私が旦那母を把握しておこう。

家で母がいるときからそうだった。

なんの心配もなく 母を把握していることで それを話すと安心して仕事に出かける旦那。

もう私達が回らない。

仕方ない選択だった。

それを、私も尚 親不幸と何処かで思ってるように

それ以上に、旦那は親不幸と思っている。

何を取って親孝行と言い、何をもって親不幸と思うのは それぞれだけども

ずっと見てきた分、人のお世話になると言うことに対しては

何も感じずにいられない夫婦ではある。

入院するとなると、あまりにひどい認知症の場合 付き添いとなる。

旦那母はまだ軽い方なのだが、去年も入院した際は 点滴を取ると言った行動を取った。

こうなると、病院側では仕方ないことで 拘束ともなる。

全ての姿に対して 息子である旦那は直視できないのだ。

娘には話をした。

娘は言った。

「明後日、私 一人で教室に行く!」と。

旦那は私に耳打ちする。

「明後日は、教室について行ってやれ!オレが病院に行くから。」と。

チクショー、板ばさみ。

「木曜に教室に行くのはアカンか?」と私。

「今日も行く!って言ったのに、アカンかった・・・・

だから、水曜には必ず行きたい!」と娘。

んも・・・・コピーロボットをくれ・・・・・。

明後日。入院の手続きで絶対に行かないと行けない。

娘もまた、自分の一歩を水曜と決めて譲らない。

その前に。

明日、心配で仕方なく仕事する旦那だろう旦那に安心させてあげられるように・・・

そして。私のことだけは覚えている旦那母を少しでも 元気をあげられるように・・・

朝一番で、施設に行こう。

「年でもあります。覚悟しておいてください」

もう何度 聞いただろう。

そして。何度 ベットの横でシワシワの 点滴の跡が痛々しい手を握っただろう。

今日、施設から新聞が届いてた。

施設での様子などを写真に載せたり 様子を書いてある新聞だ。

そこには。

「この間の行事では、選手宣誓をしました♪」などと 旦那母の事が書かれており

旦那母が車椅子で笑ってる写真が載っていた。

私には、遠い病院まで通うということは それだけでとてもエネルギーがいる。

ニコリと旦那母に顔を見せてあげられるように

頼むから、パワーをくれよ・・・・と

自分が歯がゆくて仕方なく、眠れない夜だ。






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Last updated  Jan 27, 2009 12:39:08 AM
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