2007年04月20日
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食事係が三島さん(40歳)テント係りが、町田さん(45歳)あと連絡通信係が、森さん(25歳)である。後藤さんと三島さんは女性。村田さんは山岳暦25年のベテランである。あとの5人は2~3年の経験しかない。その三島さんが林道から数メートル滑落し、運悪く右足を骨折したのは。11月23日午後4時ちょうどくらい。富士山の4合目辺り
しかしよくわからない。雪が降ってきた。富士山は100メートル上に行く事に1度気温が下がるという。真夏の頂上でも0度近くなるのだ。私の住んでいるこの富士吉田も、ちょうど富士山の傾斜の所に住んでいるので。私の勤務校も標高が800Mにもなる。だから私の家から見る富士山は、2900mになるという計算だ。つまり29度違うと言うことになる。ではチョモランマ(エベレスト)は8000越えているから、すごいねえマイナス50度くらいになるなんて言う人はこの際無視したい。グループのリーダー村田さんは決断した。今から助けを求めに行っても、この雪の中だ道に迷うと言うことも考えらら留。携帯も圏外なので、ここはここで幕営しよう。幕営とはここで一晩を過ごすと言うことだ。体感気温はすでにマイナス10度を超えている。装備は簡単にしてきた。今頃は麓の河口湖の温泉に入っていることだろう。暗くなり始めてきた。そこで村田さんが指示したのは寒さから身を守ると言うことになる。寒さは人間の神経を麻痺させ、うとうと眠りの陥らせてしまうのだ。私が日本で2番目の高峰、北岳に登ったとき、3192m。こんな話を聞いた。ここからそうだなあ100M先に亡くなった人がいる。断言して言うその先生は何度この北岳を昇るが真冬だけはものすごく慎重に登るそうだ。頂上近くになると。3000Mを越えればなおさらだか「胸先八丁」と言うところがある。もう少しで頂上に着くと言うところで急にまわりに何もなくなり。樹木も、岩も、・・・自分の体がさらけ出すようなところがある。そこで急に突風が吹くのである。これは私も体験した。何でもないような所だ、前を見ると仲間のザックが見える。でも自分の所に突然横殴りの風が吹き付けるのだ。5cmぐらい浮き上がるようになる。びっくしする、柔道で背負い投げをまともに喰らった時のような感じである。その時は霧であった。その霧が急に晴れたとき目の前の墓標を持てたじろいた。1992年ここに死す。享年・・・歳。さらに先生は話を続けた。「あれは確か北アルプスの燕での出来事だ。真冬の登山で、猛吹雪のために矢もなく雪を掘り、大きな横穴を作り、寒さを防いだ。しかし、ものすごい吹雪で雪がすぎに穴の中に入ってくる。山に入って5日目体力もだいぶ消耗し、食糧も残り少なくなっていた。火を起こそうにも燃料の白灯油がない。寝袋の中でがたがた震えていた。ごおおおごおおおとものすごい吹雪が耳をつんざいた。その時だ、寝ていたかと思った一人の仲間が急に「暑いなあと」なんでもいいながら、服を脱ぎだしたではないか。「おい」「おい」と言っても聞かない。「ああまさか」その時の体長はエベレストの登山隊の一団が吹雪の中、遭難した。その時の捜索隊が3日後に見た物は、素っ裸になって死んでいる一団であった。「恐怖のため、に気が触れるのです。これは医学的にも解明されていません。ただ極度のストレスが生むといことだけです。わかっているのは」そのことを本で読んでいたリーダーは思いきり顔面を殴った、何度も何度も殴った。「ああああ」と気がついたのは10分後。もしその時一人でいたら・・・」「先生その人は助かったのですか?」「ああそれは私だからな」





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最終更新日  2007年04月20日 07時06分59秒
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