2007年12月20日
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心に残るシーン9

大人はよく「人との出会いは大切だ」「人との出会いが自分の人生を変えた」「人と出会うことで自分の価値観が変わった」と言う。本にもそう書いてあるし。「先生もそう言うよ」と子どもにまで言われる。社会的動物である人間なのだから「当然のこと」と割り切っていってもいいのだが、どうも最近「本当か?」と考えることがある。
人間としての濃厚な出会い・・言い方がおかしいが・・・はまず家族である。それも親であることは間違いない。三つ子の魂百までというように3歳までの事で一生が決まると言うのだが・・・3歳までは記憶があまりない。親は一生懸命育てている時期だが、私も記憶がない。しかし、今の2人の子どもに対しては親ばかと言われようが、何を言われようが・「子どものために」と言う気持ちと祈るような気持ちで育てたと思う。食べ物と手しなえ品を換え与え、笑ったら「おお笑った」泣いたら「よしよし」ものを言わないと「熱でもあるのかなあ」とおでことくっつける。だから四六時中相手をしてやる。しゃべらない子どもが「まんま」なんていうと小躍りする。「おお立った」なんてなると親戚中に電話する。親の名前なんて言われると「今日は最高の日」なんて日記に書く。家に帰り疲れていても「おとうたん」なんて言ってぎこちなく走ってくること見ると一変に嫌なことを忘れてします・震えながら風呂へ入れる。「気持ちいいか」と言ってもわからないのに「よしよし」なんて言って腕で抱えながら「風呂はオレが入れる」と親ばからしい父親になる。写真もとにかくたくさん撮る。夫婦の写真の量をすぐ超える。コメントなんかもしっかり書く。「2ヶ月の息子」「初めてのはいはい 娘」「重たい荷物もなんのこと 息子」「お昼寝 娘」
三輪車でうれしそう息子」親の愛情ほど尊いものはない。しかし・・・
新聞紙上でも「虐待」という言葉をよく目にする。淡々と文字で書かれているが、実際は相当な悲惨な現状が想像出来る。「衰弱死」「虐待死」など一方的な殺人死が、この国で日々起こっている。密室の中で計画的な殺人が進められている・・・考えるだけでも恐ろしい。親が自分の子を殺す。最初の尊い出会いで全面的に信頼している親に・・・
体を痛めつけられる子もいる。食事を与えられない子もいる。服をきちんと着させてもらえない子もいる。そうなったら「戦場」である・生き残った子どもが・・・どうなっていくのかもとても心配する。地獄を見た子が・・・。

 出会いは大切です。親に虐待された子が、その後の「他の人」との出会いで立ち直ることもあるのです。





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最終更新日  2007年12月20日 07時42分21秒
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