縄文人☆たがめ☆の格安、弾丸?海外旅行

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2012.12.06
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『ひとりの少女が唐突に殺された』

『ある日、魔法使いの姫君が樽に詰められ島流しにされた』

★そして、ある日、復讐と魔法をめぐる、時間と空間を超えた戦いが始まった


・前のお話は→  第1話~第8話 あらすじまとめ

第9話 「彼氏」

「姫様は、すでに死んでいる。そこは我々にとって2年前の世界です。魔法によって、今現在と2年前のその島が時間を越えて繋がっているのです」

左門は葉風に告げた。真広は、だったら、なぜ人形が2年の時を越えて繋がったりしたのかとたずねる。それは鎖部の魔法によって作られた人形どうしが共鳴して通信を行う魔具で、葉風が持っていたもう一方の人形は、2年の間に無人島で朽ち果ててしまい、時間を遡って繋がれる人形を探したのだと言う。吉野は思った、

『そうだ、普段、会話の中で西暦の話はしない。日付の話はしても、きっちり2年ずれているから、わからなかったんだ』

絶園のテンペスト9-4

『人形を入れたボトル、数か月で日本に流れ着くのはおかしい。この島があると思われる熱帯の海域からして、漂着時期が早すぎる。2年ぐらい過ぎているとなぜ思わなかった。自分の強運にうぬぼれたのか。では、やはり私は死んでいるのか? ここは貴様たちにとって2年前の時と場所なのか?』(葉風)



絶園のテンペスト9-1

その頃、国防軍の攻撃は続いていたが、攻撃魔法を持たないとされている鎖部一族に苦戦していた。

「樹の中の樹、大樹の中の大樹、はじまりにありし、はじまりの樹、我が声を聞きとどけよ」

「我らに攻撃魔法はない。だが、兵器に直接ふれて、はじまりの樹に供物として捧げれば一瞬でそれを塵にできる。その供物によって新たな防御フィールドを展開すれば、砲弾の10や20はまた受けきれる」(夏村)

吉野と真広に左門は、魔具を置いて立ち去るというのなら、身の安全は保障すると言う。

絶園のテンペスト9-11

『確かに旅は終わったな。そもそも世界の命運なんて僕らに背負えやしなかったんだ』

絶園のテンペスト9-12

真広は人形を投げ捨てるが、魔具の銃を構え、まだ、こいつを使う気がある、葉風がだめならお前にオレの望みをかなえてもらう。できないって言うなら、もとよりこんな世界、どうなってもいいからなと。吉野は、葉風をこんな形で見捨てていいのかと思う。

真広は左門に、愛花を殺した犯人を見つけてこの手で殺せれば、魔具はくれてやる。葉風の魔法である程度しぼりこめている。犯人は鎖部一族の誰かだ。あんたならすぐに探せるだろうと言う。左門は、たとえ一族の者とはいえ、大罪を犯したものを引き渡して魔具が手に入るなら、これは安すぎる代償だと考える。取引に応じることにする。そして愛花が殺された日、1年前の11月23日を聞き、優先的に調べさせることにする。

あと少しだ。あと少しでオレのつじつまが合う

ああ、すごいよ真広。お前はすごいよ。たくさんの人が死んで、魔法と樹が世界を揺るがして、時間さえねじれるひどいありさまな中で、お前だけはお前の理屈を押し切って望みをかなえてしまうんだな。でも真広、これは悲劇だ。悲劇だよ。それを止める力も、資格もありはしないけど、

絶園のテンペスト9-15

吉野は人形を拾い、葉風に真広と左門の取引が成立したと知らせる。そして、簡単にあきらめていいのか。葉風が正しければ、絶園の樹の復活で世界は滅びるのだろうと言う。

自分がそちらの時間でもう死んでいるのだから手がないと言う葉風は、ここで真広のようにハムレットの台詞でも引用できれば、少しは格好がつくのだが、あいにく何も思い浮かばないと言う。吉野は、こんな時、あんな悲劇から引用するものじゃない。僕もよく愛花ちゃんに...と話して急に思い出した。ありし日の愛花との会話。

天と地の間には、お前の哲学では思いもよらない出来事があるぞ

ハムレットを引用して、ここはそんな場所だと言った愛花に、吉野はそれやめようよ、と言ったことがあった。名作ですよと愛花は言ったが、ハムレットは復讐にこだわるせいで、母親も恋人も、その恋人の兄も、みんな死んでしまう悲劇の話、ハムレット自身も恋人の兄と決闘して死ぬし、縁起悪すぎるからと。

「私たちに置き換えると、私のせいで真広と吉野さんが殺し合う展開ですね」

部分的にありそうな未来だからと吉野が言うと、愛花は、

ハムレットからの引用が良くないと言うのなら、同じ復讐の話でも、最後は皆が幸せになれる物語から引用しましょうか。これもシェークスピアの作品で、孤島の魔法使いの物語です

絶園のテンペスト9-16

そのタイトルは、テンペスト

何だ、何で急にこんなことを思い出す。復讐、孤島、魔法使い....これは偶然? もしかして、愛花ちゃん、これを悲劇じゃない物語にできるのか? ぼくは、そのためにここにいる。葉風さんを孤島からここへ戻す道があるとでも

やってみるよ。愛花ちゃん。空気の精霊か、それとも醜い怪物か。あの物語の登場人物の誰なのかはわからないけど、これが、ぼくに与えられた役だというのなら

絶園のテンペスト9-19

突然、真広を襲う吉野。左門が仲裁に入るような形に。どういうつもりだと聞かれ吉野は、

「ぼくらは何のためにここに来た? ぼくらは1年前に理不尽に殺された女の子のためにここに来たはずだ。なのにぼくらが、同じように理不尽な目にあわされた女の子を見捨てていいのか。このまま死なせていいのか。復讐のためとはいえ、お前はそんな悲劇の結末を許すのか。復讐ができて、葉風さんを救う手段があるっていうなら、もう一度、葉風さん側につく気はあるってことか」

葉風は死んだ。魔法でも生き返らない。骨になった人間を救えるわけがないと真広は言うが、

知ってる。死者は生き返らない。愛花ちゃんも生き返らない。でもぼくには、2年前の空間にいるという葉風さんを、ここに生きて戻せると立証する準備がある

絶園のテンペスト9-23

真広は、たとえそうだとしても、直に愛花を殺した犯人がわかるのに、いまさら葉風の側につくメリットはないと言うが、吉野はメリットはあるという。そして、

真広、こちら側につくというのなら、お前に、愛花ちゃんの彼氏が誰だったか教えてやる

これからその方法を立証する。その方法に納得できれば、葉風さんにつくか。愛花ちゃんの彼氏が誰かは、葉風さんをここに戻せたら教えると言う。

「いいぜ、その不可能を解いてみせろ。愛花を殺したやつがここに連れてこられるまでにだ。それまでに納得できなきゃ、お前との取引はなしだ」

「ああ、かまわない。じゃあ、立証を始めるぞ」


☆『彼氏』という一言だけで状況がひっくり返った。
吉野はどんな方法で葉風を戻すのでしょうか。次回たのしみです。
記事、遅れております。詳しい感想は次に。

次回、「タイムマシンの作り方」

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Last updated  2012.12.06 11:29:07
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