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テラフォーマーズ　第9話　「TOO SAD TO DIE　雷雨の一粒」

テーマ：アニメあれこれ(27262)

カテゴリ： ★アニメ・本・映画

バグズ2号の悲劇から20年経ち、地球では火星からの未知のウイルスが猛威をふるっていた。

人間とゴキブリの種の存続をかけた戦争が始まる。

☆前のお話は→　「第1話～第8話　あらすじまとめ」

TERRAFORMARS　#09　～TOO SAD TO DIE　雷雨の一粒～

イザベラのベースは、インドネシア原産、コロギス上科。超大型昆虫「リオック」肉食、脚力は強靭、異常に獰猛。テラフォーマーに向かうイザベラだが......

アドルフはまた思い出していた。指輪を置いて旅立った。だがまたローザの姿が浮かぶ。こんな時に。消えない...悲しみが、悪夢が...

惚れた弱みなどという生易しいもんじゃない。あいつは俺を人間にしてくれた。なのにどうして...

テラフォーマーを倒し続けるアドルフの前に脱出機に乗ったテラフォーマーが現れる。仙人みたいなボス?を連れて白い旗を持っている。何か話しはじめた (じょ、じょ、じょうじ、じゃ何だかわからないが) 合図でテラフォーマーの集団が移動してアドルフを攻撃してきた。

アドルフの体は限界に近づいていた。テラフォーマーの大軍が近づく。利用されるだけの人生だったなと思う。エヴァ、イザベラ、みんな、ごめんな、もうダメだ。すると機内にいたクルーたちが網を持って飛び出してきた。テラフォーマーに立ち向かい、エヴァにアドルフ班長を脱出機に運ぶようにと言う。

いつも班長に助けてもらった。俺たち地球でも火星でも役立たずだけど...必死に戦うがテラフォーマーに倒されていくクルーたち。アドルフを抱えたエヴァにテラフォーマーが近づく。別のクルーが立ちふさがった。ここでアドルフさんを見捨てたら、俺たち本当のクズになってしまう。するとテラフォーマーが網を持ち、アドルフとエヴァ以外のクルーたちを捕獲した。

倒れたアドルフの傍らで泣くことしかできないエヴァ。アドルフが冷たくなっていく。アドルフは思った。電気ウナギであれ何であれ、俺の人生とかかわったやつは...好きだよ。稲妻が光った。

AED。電気ショック除細動器。その目的は心室細動を起こした心臓を停止させることにある。一度完全に停止した人の心臓は生きる意志がまだそこにあれば......アドルフが立ち上がった。悔しい...辺りに雷鳴が響く。悔しいよなお前ら、エヴァ、ワック、エンリケ、サンドラ、フリッツ、アントニオ、レイシェル、ミラピクス、ジョハン、待ってろ、今、助ける。アドルフが大量の薬を使う。

そのとき、主はモーゼに仰せられた。お前の手を天へとさしのばすがよい。そうしたならばエジプトのあらゆる場所にある、人、獣、そしてかの地のすべての野の草の上に雹が降るであろう。モーゼは自らの杖を天に向けてさしのばした。主は雷(いかずち)と雹を下され、稲妻が大地に向かって走った。主がエジプトの地に雹を降らせたもうと、雹は注ぎ稲妻はその間を絶え間なく渡った。

「そこを、どけ」

【 アドルフ・ラインハルト　ベースは電気ウナギ　マーズランキング2位 】

エジプトの国が生まれて以来、いつであろうと、どこであろうと、それほどまでの災いを人々は目にしたことがなかった。それほどにこの主の御業は極めて激しいものであった。雷と雹は幾日も幾晩もエジプトの国の町に山に森に走り、注いだ。人から獣に至るまで区別なく、そこに生きていたすべてのものを打ち続けた。雹は野のあらゆる草を打ち、野のあらゆる木を打ち砕いた。

★今回もアドルフ劇場でした。で、イザベラは死んでしまったのかな。強そうだと思ったんだけど。いい女は容赦なくどんどん退場していくようですね。

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