大和稗田庵の店主が無礼講で語ります!?

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大和稗田庵店主

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2006年02月22日
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カテゴリ: たわごと!




 津波が去った後、そのビーチには歩けば音がなるほどのきれいな白い砂浜がよみがえったというのです。津波が海底の珊瑚砂を運んできたのです。人々の夢と希望を奪い去った津波が、プーケットに美しい自然を運んできたのです。

 人生楽あれば苦あり、生きていると、楽しいこともあれば、苦しいこともあります。楽しいことばかりを願っても、そうはいかないのが人生です。家族の死、大切な人との別れ、仕事の悩み・失敗など様々です。

 「七転び八起き」という言葉があります。転んでも、転んでも起き上がる、苦しいとき心を奮起させるための言葉としてよく使われます。「七転び八起き」、よく考えれば七回転んだら、起き上がるのは七回のはずです。八起き、なぜ一回多いのでしょうか?

 吉川英治さんは『草思堂随筆』のなかで「行き詰まりは展開の一歩である」と書いています。津波によって途方にくれたタイの人々、復興していくにあたって目の当たりにしたもの、それは忘れかけていた白い砂浜、うつくしい自然です。

私たちは、苦しみから大切なことを学ぶことができ、平等にチャンスが与えられています。どんなに転ぼうとも、起き上がるとき、そこには新しい道が開けてくることでしょう。



(埼玉県比企郡小川町)臨済宗妙心寺派圓光寺副住職 小林秀嶽和尚の法話です。心強いいいお話ですネ!






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Last updated  2006年02月22日 21時14分10秒
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