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Feb 20, 2012
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カテゴリ: 政治
2009年02月05日 03:49 発信地:ベルリン/ドイツ

【2月5日 AFP】

ヨーゼフ・ラッツィンガー(Joseph Ratzinger)枢機卿が2005年にローマ法王ベネディク

ト16世(Pope Benedict XVI)に就任した際、同法王の地元ドイツは国をあげての歓迎ムー

ド一色だった。だが、法王がナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の存在

を否定する発言をした司教らを復権させたことで、一転国民は面目をつぶされた格好となっ

た。


 問題となっているのは、英国のリチャード・ウィリアムソン(Richard Williamson)司

教。同司教はスウェーデンのテレビ番組で、ユダヤ人を虐殺するために使われたとされるガス




 ドイツで最大部数を誇るビルト(Bild)紙は3日、社説で「法王は重大な間違いを犯した。

何よりも、法王がドイツ人だということが問題だ」と指摘し、「ベネディクト16世は、世界に

おけるドイツのイメージを著しく損ねている。600万人のユダヤ人を殺害したことを否定する

発言をした人間は、ドイツでは訴追される」と強調した。 


 ローマ法王が同司教の破門を解除したのは、ナチス・ドイツのアウシュビッツ(Auschwitz)強制収容所解放64周年記念日のわずか数日前のことだった。


 ドイツ国民の多くにとってベネディクト16世のローマ法王就任は、ドイツが行ってきた、暗

い過去を償い、国際社会への完全な復帰を果たすための60年間にわたる取り組みの1つの頂点

だったといえる。だが、ベネディクト16世は法王就任以来、イスラム教徒や女性、ネイティ

ブ・インディアン、ポーランド人、同性愛者、さらには科学者について、不用意な問題発言を

くりかえして怒りを買った。そして今回のウィリアムソン司教の破門解除は、ドイツでは特に

問題視されている。




中央評議会(Central Council of Jews)は、法王の今回の行動は危険な前例になると指

摘。同団体幹部は独週刊誌シュピーゲル(Spiegel)とのインタビューで、「極右活動家らは

これから、ローマ法王がホロコースト否定論者の司教の復権を許したぞ、と言うだろう。法王

が行ったことは、ホロコースト否定論者を社会的に容認し、間違ったメッセージを送ることに

なった。許し難いことだ」と語った。




家指導者としては初めて、法王の批判を行った。メルケル首相は法王の行動は看過することは

できないとし、バチカン当局に対し、ナチス・ドイツのホロコーストが「否定できない事実だ

と明確にすること」を求めた。(c)AFP/Arnaud Bouvier

http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2568163/3735743


ホロコースト裁判
http://revisionist.jp/holocaust_trial.htm


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Last updated  Feb 20, 2012 05:29:00 PM
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