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青き天体研究所
第三十話 覚醒
5~6歳位だろうか、血まみれになっている少年に向かって拳銃を突き付ける男がいた。
(止めてよ!僕はもう・・・!)
その少年は叫ぼうとするが声が出ず、代わりに不敵な笑みを零す。
男はその笑みに恐怖を覚え拳銃のトリガーに力がはいった。
「死ね!化け物め!!」
男はトリガーを引こうとした瞬間、何かの力を受け男は中から破裂し絶命する。
(そんな・・・殺したくないのに!何で!?)
少年の声が出ず、辺りは少年一人がポツンと立っていた。―
「久しぶりに・・・嫌な夢見たな・・・。クソ!」
悪態をつけながらセインは布団の中から出て、着替え始めた。
部屋は暗く、床には何かが落ちているのだがそれすら分からない。
着替え終え、いつものコートを着るとすぐにブリッジに向かった。
「何処まで直っているんだ?」
「セインか・・・大方8割ってところだ。しばらくの間ルクセント王国に滞在する事になるな。」
「そうか・・・。で、リュウセイ達はまた町に出かけたのか。」
「ラトゥーニ以外は無断でな。まぁ彼女の場合特別なのだがな。」
「まさかあそこまでシャイン王女と同調するとはな。良い友達が出来たって感じだな。」
テツヤとセインの会話通り、クロガネが修理中である事を良い事に今までのストレスを発散させるかの如く遊び続けているのだ。
ただし、ラトゥーニはちゃんと届出を出している為、別なのだが・・・。
その状態に溜め息をつく事しか出来ないセインは格納庫へ向かおうとした。
「何処へ行くんだ?」
「ここら辺を偵察にな。済まないが誰か1人、呼び出してくれないか?」
「今現在クロガネにいるのはフィス位だな。私から説明しとくから先に準備していてくれないか。」
「了解・・・。」
そう言ってセインは格納庫に向かった。
「も~しも叶うなら今伝えたい誰かに~♪I be there♪(I be there♪)ここにいるよ~♪・・・お粗末さまでした~。」
「クスハ、上手かったよ。じゃあ次はリュウセイ行って来い!!」
「ヨッシャア!!行くぜ・・・『鋼の魂』だ~!!・・・supar robot spirits♪燃える命熱き赤い血よ~♪」
「これが『からおけ』って奴なんですね。初めて経験しました♪」
「まぁ歌ってるものは別としてね・・・。」
リュウセイ達はラトゥーニとシャイン王女を(強制的に)連れてきてカラオケをしているのである。
初めてカラオケを経験するシャイン王女はわくわくしながら楽しんでいた。
城の大騒ぎなど気にもせずに・・・。
「本当に楽しいですね。城ではこんな事経験できませんし・・・・。」
「シャイン・・・・。」
この場の雰囲気とは思えないほどのシャイン王女の顔に声をかける言葉の浮かばないラトゥーニ。
その時リュウセイが突然、マイクをラトゥーニとシャイン王女のほうに投げる。
「次はラトゥーニとシャインの番だぜ。さぁ早くしろよ。」
「でも私、知ってる歌なんて・・・。」
「関係ないぜ!歌は魂で歌えば良いんだからさ。」
「行こ、シャイン。私も知らないからさ。一緒に歌おうよ。」
そう言ってシャインに手を差し伸べる。
ラトゥーニはその差し伸べられた手を掴み、一緒に歌う事にした。
この時、シャインは自分の世界を広げてくれた彼らの姿が輝いて見えた。
「何でこんな事しなければならないんでしょうか。確かにFATESは強大ですけど・・・。」
「仕方が無いだろ。それよりお前じゃなくても良かったんだぞ?クロガネにはマサキもいたんだし・・・。」
「良いじゃないですか。それにもしもの時はセイ兄が守ってくれますから♪」
「何でそうなるかなぁ。」
「だって・・・家族ですよ。唯一の・・・・・。」
フィスの言葉にただ黙ってる事しか出来なかった。
たくさん隠し事をしている自分をこれほどまで信じてくれているフィスの言葉が胸を突き刺す。
(だが・・・言える訳無い!あんな物見せたくない!)
セインは下唇を噛み、持っているレバーを強く握り締めスピードを上げた。
その会話の後、しばらくの間セインは一言も話さなかった。
『何処へ行く気だ、ラファエル・・・。』
『ミカエル様!今から奴を殺しに行くんですよ。あのイレギュラーを!!』
何処かの格納庫にてラファエルは出撃準備をしていた。
そこに現れたミカエルにラファエルは会釈をする。
どうやら位としてはミカエルの方が上らしい。
『そうか・・・。ならドールを20機持って行くが良い。ただし中身は人間なのだがな。』
『・・・まだ人形は出来ないのですか?』
『どうやらプロトタイプは出来てるらしいが失敗したみたいだ。どうやら感情と言うものが失敗の原因だと思われる。』
『元人間とは思えない言葉ですね。』
『人間など捨てたからな・・・。失敗はするなよ。』
『了解しました。上の方に連絡して置いてください。』
そう言ってラファエルは出撃した。
ミカエルの脳裏には嫌な予感が浮かんでいたが、気のせいだと思い何処かへ行ってしまった。
特に何事も無く、偵察が終わりに差掛かろうとした。
あの時の会話後何も話すことなく進んでしまった為、何となく嫌な雰囲気に包まれていた。
「やっと終わりですか。早く皆さんの所へ行きたいですね。」
「そうか・・・・。」
そう言いながらスレイヤーとリヴァウサーはクロガネが収容されているドックへ入ろうとした。
その時、何処からか撃たれたライフルの弾丸がクロガネのドックに直撃する。
その直撃によってクロガネは瓦礫の中に埋まってしまった。
「クッ!状況を整理しろ!!」
「通信機能が9割低下。照明等が5割低下。瓦礫に埋もれている為、機体を出撃させる事も出来ません!」
「なら今すぐ瓦礫の撤去作業を・・・。」
「無理です。完全に埋もれている為、外に出る事も不可能です。」
テツヤは舌打ちをし、何とか生きているメインモニターを見た。
そこには数多くのドールと見慣れない機体がスレイヤーとリヴァウサーを囲んでいる姿であった。
セインは混乱しながらも現在の状況を確認した。
周りにいるのは敵機の数はドールが約20体、そしてアンノウンの計約21体。
こちらの数は俺のスレイヤーとフィスのリヴァウサーの2機のみ。
しかもクロガネが瓦礫に埋もれている為、応援も期待できないと言う不利な状況下にある。
セインは舌打ちをし、フィスのリヴァウサーを守るようにして敵隊長機と思われる機体の前に立つ。
『久しぶりだね。やっと貴様を殺す事が出来るよ。』
「犬に成り下がったクソ野郎が!調子に乗ってんじゃねぇよ・・・。」
「その声、もしかしてアルベルトさん・・・。でもどうして・・・・。」
フィスは今現在の状態に混乱しきっており、他の事に頭が回らないでいた。
ただ知り合いが兄と敵対している事しか分からなかったのだ。
『久しぶりだね、フィリアスさん。でも・・・サヨナラだ。』
そう言い終わると、その機体からビームライフルが放たれリヴァウサーに直撃する。
その衝撃にフィスは頭を打つが、気絶する程度ではなかったようですぐに状態を立て直す。
『なるほど・・・結構頑丈のようだね。でも、いくら何でも無敵って訳じゃないんだしね。』
そう言って先程より銃口が大きいビームライフルをリヴァウサーに向ける。
すぐに気付いたセインはそのライフルを斬り落とそうとする。だが―――
ガシィィィィィィン
「なっ!!」
5体のドールによりスレイヤーは拘束され、身動き一つ取れなくなってしまったのだ。
「セイ兄!何するんですか、アルベルトさん!!」
『一つだけ良いことを教えてあげるよ。今の僕は・・・・ラファエルだ!!』
そう言ってラファエル機はそのビームライフルをリヴァウサーに当てる。
その軌道は見事右腕を貫いており、リヴァウサーの右腕は爆発を起こした。
「キャ!!」
「や、止めろ!!目的は俺だろう!だからフィスに手ぇ出すんじゃねえ!!」
『残念だけどそれは無理だよ♪君みたいなタイプは自分より他人、特に肉親を傷つけられるのがダメだからね。君には苦しんで死んでもらわないと。』
ラファエル機は必要までにリヴァウサーに攻撃し続ける。
クロガネ内ではクロガネにいたマサキ、ゼンガー、キョウスケ、エクセレンがブリッジに集まってくる。
「クソ!まだ出撃出来ないのか!?」
「今何とかして出撃させようとしてる!だが・・・」
マサキは叫ぶがテツヤが口を濁す。
リヴァウサーからはフィスのうめき声が聞こえてくる。
「離せ!離しやがれ!!畜生が!!」
『ハハハハハ・・・。俺らの痛みが分かったか!?この化け物が!!では・・・残念だけどフィリアスさんには退場して貰おうか。』
そう言ってラファエル機は大刀を取り出す。
それを上に掲げ、大刀にエネルギーが充電されてくる。
『カイゼルよ・・・。我が前の敵を断て!!』
「やめろ~!!」
セインの叫び声も虚しく、カイゼルと呼ばれた機体はリヴァウサーの近くに瞬間的に移動する。
そして・・・・。
『さようならだ・・・・永遠にな!!』
リヴァウサーのコックピット目掛けて大刀が振るわれてしまった。
リヴァウサーは成す総べなくその大刀に直撃してしまった。
そして、リヴァウサーは爆発しないままゆっくりと海へと落ちていってしまった。
『フハハハハハハハハハ・・・・!!』
カイゼル内ではラファエルの高笑いが聞こえていた。
その様子を見る事しか出来なかったクロガネ内のパイロット達は口を閉じる事が出来なかった。
ただ一人、マサキは八つ当たりするように壁を殴りつけた。
その時、セインにある変化が起こった。
「ったく・・・面倒くさい事をしやがって。落とし前、ちゃんとつけてくれんだろうな・・・。」
「セインさん・・・?」
誰もがすぐにセインの変化に感じとった。身動きの取れないクロガネ内のメンバーは戸惑い始めてしまう。
すると突然、スレイヤーの正面にいるカイゼルからは笑い声が聞こえてきた。
『やっと本性表しやがったか、化け物!!』
「ほぅ、俺の事を知っているのか?悪いがすぐに終わらしてやる・・・」
『馬鹿な事を!この数にどうやって・・・』
そう話した瞬間、カイゼル以外の機体が爆発を起こした。
散り方からして内部からの爆発のようだ。その様子に全員呆気に取られている。
「マサキ!今・・・。」
「サイバスターが反応した。しかもエネルギーまで増大している!?どうなってやがんだ!!」
なおも増大するサイバスターの力、まるでセインに呼応しているかのようであった。
「ちっ!シロ、クロ、何とかしてサイバスターを止めるぞ!!」
「「了解ニャ!」」
マサキ達は何とかサイバスターに乗り込み、エネルギー発生源を調べると同時にサイバスターを止めに入った。
『一瞬で全滅だと!?貴様ぁ、何をした!!』
「少し黙れよ、雑魚が・・・!!」
何時の間にかカイゼルの後ろに回りこんでいるスレイヤーは弐式斬艦刀を抜き、カイゼルの腕を斬り裂いた。
その一瞬の出来事に誰もが目を追う事が出来なかった。
『く、何だそのスピードは!?』
「これから死ぬ貴様は気にする事ないだろう?さぁ始めようか、殺し合いを―――」
謎の状態となっているセインと予想外の事になって慌てているラファエルとの戦いが始まった。
その頃、クロガネ内ではサイバスターの謎のエネルギーを止める為マサキ達は頑張っていた。
「クソ、何なんだよ!!」
「エネルギーが120、130%・・・どんどん上がってくるニャ!」
「マサキ、このままじゃサイバスターが・・・。」
「分かっている!こうなったら・・・・。」
そう言ってマサキはコックピットに収まり、何やら準備を始める。
「ニャにをしてるニャ!?」
「サイフラッシュで溜まっているエネルギーを放出させる。今すぐ対人には効果無い様にしろ。」
「それしかニャいのニャら・・・。」
マサキの事を信じてシロとクロもマサキを手伝い始める。
数分後、準備が出来たのかマサキはサイフラッシュを撃つ準備が完了した。
「艦長!今からサイフラッシュを使って瓦礫を破壊する!!」
【何を!?成功する保障なんて・・・】
「ウルセェ!以上通信終了!!」
【ちょっと待・・・。】
マサキはテツヤが話し終わる前に通信を切り、溜まっているエネルギーを確認する。
既に180%を超えており最早限界に近い状態であった。
「エネルギー設定を80%に設定。準備は良いか?」
「何時でも良いニャ!!」
「いっくぜ~!サイフラッッシュ!!」
サイバスターを中心に強力なエネルギー波が出現し、クロガネを収容しているドックを包み込んだ。
そのエネルギーはクロガネを除き、全てを破壊していく。
しばらくするとエネルギーは収まり始め、エネルギーが消えていく。
「・・・・っ。どうなっている、シロ?」
「成功したニャ♪エネルギーが平常値に戻っているニャ。」
「よし!艦長、今から出撃する。」
【マサキか!?成功したみたいだが何故出撃を・・・・。】
「決まってんだろう!!フィスを助けに行くんだよ!!」
【だがリヴァウサーは撃墜されたんだぞ!しかもコックピット付近を斬られて・・・。】
「だが爆発はしてねぇ。1%でも生きている可能性があるんだ!頼む、行かせてくれ!!」
マサキはコックピット内でテツヤに頼み込む。
テツヤ自身彼女の事をMIAにしたく無い。だが今の状況を考えるとマサキを止めた方が良いような気がするのだ。
その時、テツヤの後ろからキョウスケが話し始める。
【言って来い!マサキ!!】
【キョウスケ!何を言って・・・。】
【今確かに一人でも欠けると厳しいかもしれない。だが俺も賭けたいんでな、フィスが生きている事を。】
「キョウスケさん・・・。」
後ろにいるゼンガー、エクセレンも同意をしているように頷いている。
マサキはその姿を見て少し嬉しくなる。
【・・・分かった。ただし見つかり次第、すぐに帰還しろ!】
「・・・了解!!」
そう言ってサイバスターはすっかり壊れている出撃口を破壊し、発進した。
一方、スレイヤーとカイゼルは激しいぶつかり合いがが行われていた。
均衡に見えるこの戦いも実際はスレイヤーの方が一枚上手のようで、次々とカイゼルの装甲を斬り落としていく。
「如何した、もう終わりなのか?天使級の分際で俺に戦いを挑んだんだ。この程度で終わるんじゃないよな?」
『何故そんな事を・・・。』
「貴様より知っているさ。俺は・・・貴様らの天敵なのだからな!!」
会話をしながらもスレイヤーはカイゼルの両腕を斬り落としてしまった。
『しまった!!』
「これ以上話ていても無駄のようだ。すぐに楽にしてやるよ!!」
スレイヤーは弐式斬艦刀を構え、カイゼルに突撃していく。
『く、来るな~!!』
「コイツの妹に懺悔しながらくたばりな!!そして後悔するんだな、FATESに加担した事を!!」
そう言ってコックピットに突き刺し、内部から爆発させ消滅した。
「さて・・・雑魚との戦闘も終わった事だし、そこにいる足手まといを殺すとするか・・・。」
そう言ってスレイヤーはクロガネに弐式斬艦刀を向け、攻撃しようとした。
クロガネにいたキョウスケ達はセインに向けられた殺気を察知し、すぐに出撃する準備をした。
【ちょっと待った~!!】
その時、サイバスターがスレイヤーの前に立ち塞がりクロガネとスレイヤーに向かって通信を開いた。
「何のようだ、風の身使いよ。場合によってはお前も殺すぞ。」
「少し落ち着け!良いか、良く聞けよ・・・。フィスは生きている!」
「ほ、本当なのか?」
キョウスケは信じられないのかマサキに聞き直した。
「本当だ!運が良かったんだろうな。コックピットには直撃したものの人体部分には当たっていなかったんだ。」
その言葉を聞きクロガネ内は喜びの歓声に包まれる。
だがセインは今もなお殺気を放出し続けている。
「そうか・・・。だが、こいつらが足手まといには変わらない。今すぐ殺・・・!」
話している最中、セインは突然苦しみ始める。頭を抱え、隙だらけ状態になっている。
「そうか・・・・。なら俺も信じるとしようか。こいつが必要としてるならな・・・・。」
そう言ってセインは何かが切れたかのようにその場で倒れてしまう。
スレイヤーもセインが気絶してしまった為、動かなくなり墜落してしまった。
サイバスターはすぐにスレイヤーを回収し、クロガネへと戻って行った。
何とかこの場を収集したが、その場に多くの謎を残してしまった。
その謎を残したまま、夜が更けて行った。
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