ユーラシア大陸を旅する

ユーラシア大陸を旅する

トルコ トラブゾン




トルコ トラブゾン   1YTL=約78.4円


2005年
1月1日

 朝6時45分、バトゥミに到着。駅前からミニバスに乗り、バスターミナルに向かったのだが、運転手が「サルピ(国境)まで行くから$10払え」と、勝手にサルピに向かって走り出したので、怒ってバスを降りる。

「ここまでの運賃を払え」と言ってきたが、バスターミナルとは違う所に勝手に連れてこられたので、当然、払わなかった。ウットウシイ!!
まだ朝の7時過ぎなので、ほとんど人が歩いていないが、空は明るい。

 やっと、歩いている人を見つけて、国境までのバスを聞き、そのバスが通るところでバスを待つ。が、いくら待っても来ない。

 とりあえず、バスターミナルを探しながら歩き出す。20分くらいでターミナルに着き、国境に行くバスを調べたら「無い」と言われた・・・。

 別の乗り場を教えてもらい、そっちに向かう。しかし、そこでもなかなかバスは来ない。もう諦めかけた11時過ぎに、やっとさっき聞いたNo.142のバスが来て、乗ることが出来た(1.5Lr=約89円)。

 30分でサルピ国境に到着。グルジア側でお金(賄賂)を取られることなく、無事、出国。トルコ側はもちろん、問題なく入国。

 グルジア側では、役人(アーミー)が睨み付けるような感じだったが、トルコ側ではいきなり「ウエルカム!」と、笑顔で迎えてくれ、あぁ、やっとと安心できた。

 国境でミニバスに乗り($10)トラブゾンに向かう。2時間でリゼという街に着き、しばらく停まっていたので、窓から見えた両替所の行き、急いで両替(US$20→26.3YTL)。

 走り出したと思ったら、別のバスに乗り換えになり、そこから1時間半でトラブゾンに着いた。
 歩いて、今日の宿「エルズルム ホテル (シングル、8YTL、共同ホットシャワー)」にチェックイン。

 一緒に来たMさんと、夕食に行く。かなり物価は上がったが、無茶苦茶美味しかった。トルコ料理は本当に美味しい。


1月2日

 朝、スュメラ僧院へ行こうと、外に出ようとしたら、ロビーで宿の人に呼び止められた。何だろうと思っていたら、「一緒に朝食を食べたら?」と言われ、従業員の人たち(家族?)とパン、チーズ、フルーツとチャイをご馳走になった。

 10時にロシアン・バザール横のバス停に行くと、グルジアから一緒のMさんが先に来ていて、バスを調べていてくれた。

 この時期(真冬)はツアーが無いらしいので、まず、マチカという町までバスで行き、そこからはタクシーで行くことにした。

 マチカまで30分(1YTL=約78.4円)で着いた。バスを降りようとしたら、運転手が「スュメラ僧院まで往復10YTLでどうだ?」と言ってきた。その金額ならまあまあかと思い、OKしたら、そのまま旅行代理店に連れて行かれた。

 そのバスで行くのかと思っていたが、ドライバーが旅行社からコミッションを貰うだけのようだ。

 11時半に出発。ミニバスには僕らの他に、トルコ人が8人乗っている。この時期でもツアーがあったのだ。

 12時に登り口に着き、そこからは歩きだ。20分ほどでスュメラ僧院に着いた。かなり寒いし、濃い霧が出ている。

 入場料(2YTL)を払い、ヘルメットを被って中に入る。下に流れている川から300mも上にある岩肌に、張り付くように建てられた僧院は、「アッ」と驚く眺めだった。壁のフレスコ画も素晴らしかったが、落書きの多さにもおどろいた。

turkey01


 2時にバスでトラブゾンに戻ると、Mさんは慌ただしくサフランボル行きの長距離バスに乗って出発した。

 宿に戻ると、ウズベキスタンで会ったTさんが来ていたので、一緒に夕食に行き、近くのロカンタでナスのドルマとパン(3YTL)を食べる。これもまた、すごく美味しかった。


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