ユーラシア大陸を旅する

ユーラシア大陸を旅する

シギショアラ




シギショアラ


6月6日

 朝、ベーコンエッグとトーストの朝食を作って食べる。まだ雨が降っているので外に出られない。午前中にネット屋に行きたかったが、諦める。

 ベッドを片付け出発の準備をして、一階のテレビルーム(談話室)で本を読んだりして時間を潰す。

 まだ雨が降っている中、昼の12時45分に宿を出てバス停に向かう。

 バスで鉄道駅に行き、シギショアラ行きの切符(82000Lei=約300円)を買い、列車を待つ。

 列車は少し遅れ、14時5分発車。シギショアラに2時間40分後の16時45分に到着。

 僕の持っているガイドブックにはこの町は載っていないので、道はタカシ君に任せ(彼のガイドブックには載っているので)、宿を探す。

 旧市街にあるユースホステルが満室だったので他を探すが、どこも高くて(一部屋50~70ユーロ)なかなか手ごろな宿が見つからない。

 やっと見つけた「Guest House in CITADEL」にチェックイン。ここは宿と言うよりレンタルハウスの様で、小さな一軒家でスタッフも住んでいない。一部屋一泊40ユーロを二泊で60ユーロにしてもらった。今はタカシ君たちと一緒なので、一人、二泊で20ユーロ。良い宿が見つかって良かった。


6月7日

 朝起きたら、また雨が降っていた。昨日、外に干しておいた洗濯物も濡れていたので取り込み、部屋に干す。

 シギショアラはブカレストから北西に約300Km、ルーマニアのほぼ真ん中にあり、素朴な町並みが残る城塞都市で、世界遺産にも登録されている。

 昼前に町に出ると、時計塔の周りに人が集まっているので、多分、人形などがいっぱい出てくる仕掛け時計だと思い、僕たちも正午を待つ。

 しかし、出てきた人形はたった一つだった・・・。

 レストランに行き、昼食。チキンとライスで85000Lei(=約310円)。まあまあ美味しかった。

 川沿いの教会を見学したり、少し旧市街を散歩したりが、大して何もなく、すぐ終わってしまった。

 夜はユースホステルの食堂に行き、ピザを食べる。久しぶりにピザを食べたように思う。


6月8日

 午前中、荷物をまとめ、出発の準備をしていたら宿の兄ちゃんが来た。いろいろ話をしていたら、「今日はストなので、鉄道は動かないよ」と言われた。

 昨日、駅のインフォメーションで聞いた時も、「列車が動くかは判らない」と言われていたので、あきらめてもう一泊することにした。

 近くのレストランでソーセージ、ザウワークラフトとフレンチフライ(785000Lei=約290円)を食べる。まあまあ。

 少し散歩して、丘の上の教会を見学。小さい町なので、見所はあまりない・・・。

 今日はピザとワインを買って、宿に帰って食べる。

 夜、3人でトランプの勝負をして負けたので、明日の朝、鉄道駅まで行ってストの情報を聞きに行かされることになってしまった・・・。駅までは結構遠い。



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