聖なる森

感想

イタリアからアメリカにレストランの成功を求めてやってきた兄弟のお話。

料理の腕は抜群だが頑固者の兄と店の経営をすべて行っている弟。そんな二人のレストランは味は一級品にも関わらず客足は疎らで経営は火の車の状態にあった。

成功のためには、アメリカ人に合う料理を作るべきではないかという経営者としての弟の考えと料理に関しては料理人として絶対に譲れないという兄の考えがぶつかり合いケンカを行うこともしばしば・・・

銀行では融資の打ち切りにあい、レストランの存続危機に陥ってしまう・・・そこで、弟は知人に相談を行う。知人の友人の有名歌手をレストランに来てもらうことで、レストランの知名度を上げようとするも・・・

レストランを中心に描かれるストーリーは大きな起伏はなく、淡々と進んで行く形のストーリーでスケールの大きい話ではない。

しかし、結局は兄弟の絆はいいものだなと思わせてもらえるラストシーンはセリフこそないが気持ちは伝わってきました。

それと、出てくる料理の数々は本当においしそうな料理ばかりでツバがゴクリと出てくきてお腹が減る映画でした。

採点

10点中6点