臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2023年03月19日

ゴミ屋敷に住む大地主さん。家はボロボロ、雨漏りの住まい

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カテゴリ：不動産コンサルティング

　本日訪問した家は大地主さんのお宅だ。
お金はいっぱいあるのに家の中は足の踏み場もない程荒れている。
食べたカップラｰメンや食い残しの食器が、家の中に散らばっている。
「どうぞ」と出されたお茶も、急須や茶碗が汚くて手も出ない。
座布団も汚れて座る気にもなれなかった。　
家の天井はいまにも崩れ落ちそうな様子なので、玄関を出て外でお話しをしました。

世の中には変わった人がいます。
大地主でアパ－トを数棟持ち、毎月沢山の賃料が入っているのに自宅はいまにも壊れそうな汚いゴミ屋敷に住んで満足している。

奥さんがもうすぐ90に手が届く年齢となり相当ボケが来ている。
今日話した内容も明日には全く記憶に無いらしい

ご主人は85歳だが頭はしっかりしている。
今日訪問した要件は、隣地の人がゴミ屋敷の臭いがたまらなく嫌で、家を売り引越ししたいとの相談を受けたことにあります、

確かに隣にボロ屋敷、ゴミ屋敷が建っていては誰も隣に住みたくはないだろう。
そこでボロ屋敷の人に、「貴方の家を売ってくれませんか？」と直談判に行ったのだ。
ボロ屋敷を購入した後は新築の家を建てる予定だ。

ボロ屋敷の人には売りに出る隣の家を勧めた。
ご主人はとても乗り気だったが、ボケている奥さんは「この家から出るのは絶対嫌だ」と反対する。　

何故かその話になると頭が冴えるのか何としても「この家から動きたくない」と反対する。
今日の所は当たり障りがない話しだけで帰ってきたが、明日もその次も訪問して見るつもりだ。
どちらが根負けするか勝負、勝負。

会社に帰って来てから手をゴシゴシ荒い、衣服も外でバタバタはたいてゴミ臭を取り除いた。
仕事のためとはいえ、大変なことです。

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