臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

2023年11月30日
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 本日の日経新聞トップに、「国内オフイス投資に変調。 海外勢4年ぶりに売り越しへ」と、大きく報道されていました。

中国や韓国の不動産市況がどんどん落ち込んでいる中、欧米市況まで悪化した余波が日本にも及んでいるとの二ュ-スが流れ、オフイスビル投資に注意信号が出されています。

アメリカでは「孫」さんが投資した貸しオフイス会社が倒産し1兆円を超える莫大な損失を計上しました。
「孫」さんの事だからやがて巻き返しをしてくれるでしょうが、我々なら再起不能になります。


マンションやアパ-トなどの賃貸物件も、家賃が上昇しなければ建築費の上昇分を賄えないとあって最近は新規投資に慎重になる投資家が多い。

そこで低い家賃でも利回りに見合う中古のアパ-ト需要が高まり、飛ぶように売れています。
お陰でリフォ-ム仕事も忙しく年内は需要に応じきれません。

不動産市場は明と暗が交錯しているように見えますが、建売や投資物件も徐々に取引が停滞してくるような予想を私はしています。

不動産業界はマンション会社も含め借入金が多く、景気に左右され、金利の上下動に敏感な業種です。

不景気になると借入金利の負担が重くのしかかり、突然大型倒産してしまうことは、現在残っているマンション会社名を見ればお分かりの通りです。

不動産会社の信頼度は借入残高を見て判断する。
十分な内部留保により預金がたっぷりある会社なら安心して大丈夫。

つまり借入金の倍以上の預金が積み立ててあれば安心です。

預金があまり無くて、借入金に依存している会社は過去に沢山倒産しています。

下請け会社への支払いが慢性的に遅れる企業は注意しましょう。
臼井不動産の例で言えば、手形や小切手は一切発行ぜず、受け取らない。
下請会社への支払いは毎月当月25日締めで当月28日払い。(全部現金払い)です。

不景気がやって来ると下請け企業に支払いが出来ない親会社のために連鎖倒産という悲劇もやってくる。 これからの投資は慎重に! 出費は抑えて企業体力を維持しよう。

昔、横浜にH友建設と言うマンション会社がありました。
飛ぶ鳥を落とす勢いでマンションを全国で建設し、販売して有名な会社となりました。

所が突然倒産し、青田売りでマンション代金の5%を支払い完成を心待ちにしていたお客様に手付金を返せないという悲劇が起き、沢山の被害者が生まれました。

新築の分譲住宅やマンション購入には売主企業の財務諸表を見る事が絶対必要ですね。



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最終更新日  2023年11月30日 16時59分34秒
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