森の生活

森の生活

アゥツプグレード


 バスで空港まで到着した。降りる場所は、最初に間違えて、乗り換えたので、不安だから、「運転手にエアポート。OK?」と聞いて置いた。ちゃんと降りなくてはと、ずーと外ばかり見てた、空港らしき看板がみえたので、「つぎかなぁと」と思っていた。(かなり不安)
 すると運転手が私の方をみる。「ここでいいんだっ」と確信して「Thank you」といって、前からおりる。
 しかしわからなかった。少し歩き回ると公安(警察官)らしき人が道の真ん中で、交通整理か何か覚えてないが、いる。すたすたと近づいていって、「Where is the airport?」と聞く。
 そのおまわりさんは英語を多少(ほんのちょっとのようだったけど)話せるみたいで、英語で場所を教えてくれた。なんて言ったかは覚えてないけど、空港へたどり着けたので、ターンレフトとかいってくれたのだと思う。多分。
 空港到着。搭乗手続きは、まだ始まってなかった。時間があったので2階にある喫茶店でコーヒーを飲んだ。日本人らしき人が多かった。
 搭乗手続きの時間なので、搭乗手続きに行く。列に並ぶ。私の前には団体がいた。私の乗る飛行機の搭乗手続きは2カウンター開かれていたが、そのままそこで待つ。
 しかし、私たちののる便だけ、手続きに時間が、ものすごくかかっている。それはもう、日本人の我慢の限界に達するものだった。あーーもう、これが中国なのかと、帰国する時で、中国という国を学習した後だったから、我慢も日本にいるとき以上に出来た。2メートルくらい並んだ人を処理するのに1時間以上くらいかかっているのだ。 あと、五人くらいという時、前の団体のおばさんたちが「あんた私たちのツアーでないでしょ。ここはツアー専門よ」などとのたまう。「そんなこと表示されていないでしょ」(第一、そうならもっと早くいってよねと思った。)というと、黙ったが、また数分後に別の人がそう言う。待ち時間が長くていらいらしていたようだ。私は、かつてはある程度の会社に勤めていた人、もしくは「奥様」言われていそうな人のそのような言葉に、我慢の限界に近いほどまたされた時には、そういう言動もでる人間の悲しさを感じた(おおげさ?)
 とにかく、苛立ちのはけ口にされたようだし、私も苛立っていたので、これ以上このおばさんとおじさん(定年退職されている方々のよう)に関わりたくなくて、別のラインに並びなおした。
 そうして、いつの間にか、数人のみが残り、あたりは静かになっていた。 それでも「もう、早くしてよ」という、気持ちから、前の人の搭乗手続きを覗き込んだりしていて、また覗きこんだら、前の人の足を踏んでしまった。 「あっ。すいません」と言う私に。苛立ちを吐き出す機会を与えたように「まったく、どうなってるんだろうね」と言葉を返した。苛立ちをぶちまけるように話をした。 さて、やっと私の番がきた、もう無理だと思ったが一応「ウインドウ」と告げる。「ウインドウ」と反復しながら、「××××」という。「ぇ?」と、頭が一瞬、硬直した。手にしたチケットを見ると「ビジネスクラス」となっている。「えっ??」」などと思いつつ、時間があまりなかったので、パスポートなどをチェックするところ(あー。いま思い出せない。)に慌ててゆくと、さっき前にいた私が足を踏んだ男性が「ニコッ」と笑う。 待合室で、待ち合わせていた人と合う。彼はエコノミーだそう。 飛行機にのり、ビジネスクラスのシートに座ると、さっき前にいた男性と目が合いました。彼もアップグレードしてもらったみたいです。
 飛行機を待ちながら、我慢の限界以上(です。日本人の通常の生活からは想像できないとおもいます)の時間がかかったのは、「ダブルブッキング」が合ったためだったみたいです。
 あの団体の人に「あんたは団体の人じゃないんだから」と言われて並びなおさせらた結果、搭乗手続きはほとんど最後だったけど、そのために「ビジネスクラス」に乗ることが出来ました。
「災い転じて福となるとは」まさにこのこと?

で、待ち合わせていた人はエコノミーで、私はビジネスクラスだったのですが、……
その結果『ビジネスとエコノミーの差』--中華東方航空

 ○お世話をしてくれたスチュワーデスのキャリア度が違う。
   ベテランのスチュワーデスとそうではいスチュワーデスさん。

 ○世話をする基準が違う。
   本を読んでいると、ランプを付けに来てくれたり、
   それはもうよく気がつく。いたれりつくせり。

 ○食事
   エコノミーと同じ。

 ○アルコール
   エコノミーと同じ

 ○良かった点
   席がゆったりとしていて、優雅な気持ちを味わえる。

総括
上海までほんの、3時間弱。ビジネスを使う価値はない。


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