クロケン登山隊

クロケン登山隊

西穂高岳




【西穂高岳 2016.3.24-25 その1】

3月24日~25日の出来事。




今回はリュウ隊長との合同企画。

蓼科山、赤岳に続き今回はとうとう北アルプスの

西穂高岳を目指します。北アルプスのイメージっ

て言うと、見渡す限り周りが山、山、山。それを

雪山で楽しみたいというのが今回の目的です。









今回のルート。

新穂高温泉からロープウェイに乗り、降り口から

西穂山荘を目指します。ここをベースキャンプに

してまずは西穂独標を目標。その後はルートコン

ディションにもよりますが西穂高岳を目指します。

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早朝、はりきって新穂高温泉へ着。駐車場は

「市営新穂高第3駐車場」(登山者用無料)にし

ました。ここからロープウェイ乗り場までは徒歩

10~15分くらい。

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ロープウェイ駅へ着。平日ではあるけれど、今の

ところ登山者の姿は無し。でも一般観光者は多数

。ロープウェイに2本乗ります。

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駅から降り立ったらガスの中。景色は何も見えま

せんでした。観光客の皆さんは残念だっただろう

な。

自分らはまだチャンスがあるので上を目指します

。この時期の園地名物雪の回廊を登山道へと進み

ます。9時半スタート。

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今回登る山々がガスの切れ目から姿を現しました!

登った事がないので分からないけれど、あの中に

西穂高岳もあるのかな?

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森の中を西穂山荘へと向かいます。最後の登りは

急なので、ここでアイゼンを付けました。

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10時50分、西穂山荘へ到着です。受付をすま

せ、減らした荷物を置かせてもらいます。一面に

ガスが出て風も強いので、一日目は西穂独標まで

様子を見にいく事にしました。

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最初は広い稜線を登っていきます。天気が良けれ

ばさぞテンションが上がるのではないかと思われ

る様な場所です。

まず最初のピーク、丸山へ到着。

山頂にいた、すごく明るいオジサマに写真撮って

もらいました。

「撮るよ~!せーの、イェーーーイ!!!」



「イ、イェーーイ・・・・。」(笑)

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昨日からの積雪により、所々積もっていました。

急坂な箇所は足場がなかなか作れず苦戦。。。

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13時、西穂独標へ着。

今回の登山はせめてここまでは来ようっていう

目標だったので、1日目としては満足。天候も回

復しないので山荘へ戻ります。

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山荘に帰ってきました。本日の行程はこれで終了

なのでまずは一安心。小屋の外でちょっと遊んだ

ら、中に入ってグータラタイム。。。

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明日の作戦を練り終わった頃に夕食タイム。

今のところスケジュール通り順調なので、ご機嫌

にアサヒスーパードラーイ!!

小屋のお姉さん、写真ありがとう♪

夕飯美味しかったです。

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夕食後、お酒に弱い自分はすでに眠りタイムに突

入。冬で平日だったので今夜の宿泊客は8人で、

そのうち自分達の部屋は5人。ゆったり眠れて布

団+毛布も2枚で暖かいし、山小屋って最高だよ

なって思いながら眠りについたと思います。。。

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しかしそこは上手くいかないもの。お一人いびき

の凄い方がいて、途中から寝れなくなってしまいま

した。。。自分、ああいう音ダメなんですよね。

急遽耳栓をしたんだけど、それでも床から地鳴り

の様に来るその音は、朝まで自分を悩ませたので

した。。。対策しようがないね。









こうして無事?1日目が終了。

次回、その2へ続きます。









(2016年 4月ブログより)


【西穂高岳 2016.3.24-25 その2】

冬山での西穂高岳を目指す!今回はその2です。




2日目の朝を迎えました。事故とは言え、いびき

の音対策が出来なかった自分にとってはさわやか

な朝ではありませんでしたが・・・。

天気予報は昨日より良さそうなので、予定通り今

日も登ります。準備を整えたら朝食タイム。

そして6時に小屋を出発です。

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昨日の下見のおかげで道のりは順調でした。

ガスも晴れぎみなので今日は期待大です。独標の

手前まで来ました。でも風は強いので寒い~。

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西穂独標へ着です。

昨日より明るい写真が撮れました。写真家リュウ

先生が本気出してきたぞ!

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西穂高岳が目前に姿を現しました!でもどれかな?

ピラミッド・チャンピオンピークはと・・・?

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先行パーティがいたので撮ってみました。こんな

感じで登ります。怖い~

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いよいよ西穂へとアタック開始です。初日前夜に

降った雪があり、アイゼン蹴り込んでもなかなか

足場が確保出来ず急坂では苦労しました。

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ピラミッドピークへ着。

いやはや疲れましたが、それどころではない危険

ぷりです。気を付けて行こう。

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次の大きなピークらしきとこを発見したので、こ

こがチャンピオンピークだなと思っていたら標識

が「西穂高岳」? 着いちゃった(笑)。。。

嬉しい誤算でした。

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遠くに槍が見えたり、目の前に大きく立ちはだか

る奥穂。想像以上の絶景でした。

下には雲があるので、現在はこの高さが晴れてい

るという事なので超ラッキー!ツイてます♪

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景色を一通り堪能したら、恒例の写真撮影。

準備をする自分。。。

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舞い落ちる雪と共に西穂ショット!

キタキタキターーーー!

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一通り儀式?を終えたら下山です。今回のルート

は下りの方が格段に怖いのでかなり注意。

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無事に西穂山荘まで下ってきました。

ランチはここの名物西穂ラーメンです。スープ美

味しかったなぁ♪

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その後無事下山しました。

さて今回の西穂高岳登山ですが、前日の積雪によ

り苦戦する箇所もありましたが、なんとか登頂出

来ました。今度来る時はもっと自分のレベルを上

げて快調に登れるようにしたいです。




以上、西穂高岳登山でした♪









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(2016年10月ブログより)



登山しようにも、自分が予定すると天気が悪くなる今

日この頃。。。今年は台風が多くて皆さん予定が上手

く回らないのではないでしょうか。

そんな折、天気予報とにらめっこしていたらドンピシ

ャにイイ日がありました!仕事も休みの9/30。

という訳でお出かけです。今回は(も?)北アルプス

の西穂高岳。冬季に1度登った事がありますが、無雪

期はどうなっているんだろうと気になっていたので、

来年も冬に登るであろう予習も兼ねてのレッツクライ

ミーング!です。(←久々の晴れでテンション高いw

ww)




ルートは、新穂高からロープウェイ乗って西穂山荘~

西穂高岳のピストン日帰りとなります。











無雪期なので鍋平の駐車場に停めて第2ロープウェイ

から乗ります。始発が8:30くらいで、観光の団体様が

いらっしゃったので満員でした。早く来てよかった。

ロープウェイ降りたら9:00スタートです。














木々の間から西穂が見えます。なんだか遠くに見える

なぁ。

さすがの穂高岳、登山者も沢山いました。装備を見た

感じでは、7割くらいが独標までかな~。と思ってい

たのだが、それは大きな間違いだと後で気づく事に。











最初はゆるやかに登り、山荘前の急登を一気に登ると

西穂山荘へ着。雪に埋もれた冬に来た事しかないから

、こんなに大きかったのかと驚き!











この先は、森林限界越えての尾根歩き。

晴れているとこんなに気持ちのいいものかと実感。。














まんまるピークの丸山へ着。











石がゴロゴロ地帯。足をくじかぬ様に注意。











独標が見えました。ここらまでは比較的のんびり登山

かもね。











独標直下です。ここらからルートが一変します。気を

付けていきましょう。











西穂独標へ着。

ここでも十分に素晴らしい山々の景色だけど、後ろに

待ち受ける穂高連峰がやはり楽しそう♪

ここからヘルメット装着しました。














この先、道が楽しくなります(笑)。

次回、その2へ続きます。














無雪期の西穂高岳を体験、今回はその2です。

独標の後はいくつもの峰を越えていくのですが、ここ

から登山道もレベルが上がります。岩場・クサリ場も

増えてきます。












振り返ると後ろに先ほどいた独標が。

ロープウェイ始発で来た方達はほとんどが西穂高岳を

目指してさらに進んできます。こりゃ抜かれるかも。

。。








道はさらに険しくなり、岩登り状態。安曇野の友人が

言うには、中学登山でここを登らされたらしいのだが

本当だろうか?だとしたらそれはそれで凄いと思う。











ピラミッドピークへ着。

上り下りの繰り返しだけど、やっぱり面白い岩稜北ア

ルプス(晴れ)♪











慎重に岩場越え

















最後に岩盤の急斜面。

足場少ない箇所もあるので一歩一歩確実にです。

下りの方が大変かも。。。











からの~西穂高岳登頂!











遠くに富士山、そして槍・立山方面、上高地その後ろ

に焼岳。登った事のある山・まだ登ってない山、どち

らもいくつもあるけれど、今日は格別にイイ景色だ!




















奥穂方面を眺めていると、今日はジャンダルムが手招

きしている様に思えた。そろそろ来いよ!みたいな感

じで。

思わず、

「あそこ登りたいな~」

と呟いた自分に、隣に居合わせたお母さんが、

「アナタ若いんだから、これからいくらでもチャンス

あるからがんばりな~。」

と言ってくれた。もう一つ教えてくれた事、大キレッ

トとジャンダルム越えは登山道では同レベルに見られ

がちだけど実際には大きな違いが存在する。それと日

程の組み方や天候によって大きく変わるから気を付け

てね・・・との事。難しいですな。。。











その後下山です。下山の方がいつも以上に気を引き締

めたのは言うまでもなく。。。でも景色最高♪














さて今回の西穂高岳登山、無雪期の西穂高岳の登山道

を知る事が出来てよい体験になりました。おそらく春

先に再び訪れると思うので、今から楽しみです。




以上、西穂高岳登山でした♪


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