クロケン登山隊

クロケン登山隊

奥穂高岳







夏山恒例のお泊り登山、9月は穂高岳です。

昨年の槍ヶ岳登山で初の上高地入りしてからというもの

、上高地の素晴らしさにすっかり魅了されてしまい、今

年も上高地スタートからの登山がしたいなと思って企画

したのが今回のルート。




狙うピークは奥穂高岳と北穂高岳ですが、奥穂~涸沢岳

~北穂の区間が難関ルートとの事なので今回はテント泊

を辞めて小屋泊とし、荷物が軽いのを理由に上高地から

の岳沢→重太郎新道で奥穂高岳登頂。そして1日目は穂

高岳山荘で一泊後、2日目は涸沢岳を経由して北穂高岳

~涸沢から下山するルートです。









さて今回の仕様。

35Lのザックにヘルメットと手袋。食料はつぶしたパン

や保存の効くバー的な物やゼリー飲料と一日目用のおに

ぎりなど、調理のいらないものばかりです。

今回岩稜地帯があるのでパンツは長いものを選択し、下

の登山道では膝までめくり上げて軽快に歩く仕様(笑)











御存じ沢渡バスターミナルからバスに乗ります。

始発に乗ったのは13名。平日と言えど思ったより

少なかったかな。











そして上高地到着し、さっそくスタート!

天気も良くて山がキレイ。今日のうちにあそこま

で登れるんだろうか・・・?

















岳沢登山口からの











天然クーラー











岳沢へ向けて登ります。昨年は日帰りで紅葉を見

に来たけれど、あれはキレイだったなぁ♪











岳沢小屋へ到着しました。軽く食事休憩。











この先が、キツイ登山道と称される重太郎新道。

前に登った時は新鮮さがまさって楽しく登ったけ

れど、今日は奥穂まで行くので体力もセーブしな

きゃだし結構キツイ。もしもテント泊装備だった

場合は登れるんだろうか?自分はたぶん無理かも

なぁ~。。。




















なんとか登りきり、紀美子平へ着きました♪






ここは前穂高岳への分岐ですが、今回は体力面を考

慮し前穂高岳はパスして奥穂を目指します。



次回その2へ続く・・・














穂高岳の最高峰である奥穂高岳を目指す、今回はその

2です。




重太郎新道をクリアし、紀美子平へ到着しました。

ここは前穂の頂上・奥穂へ向かう分岐になりますが

、前穂は昨年登ったのと、今日は曇っているのと、

実は重太郎新道で体力消費していたのと(笑)で、

今回は前穂はスルーして奥穂へ向かいます。

吊尾根直下をトラバースしていきますが、念の為に

ここからヘルメット装着しました。




















見晴らしが良さそうでかなりの高度感が味わえそう

な道だけど、ガスがガスガスで何も見えず・・・。

そして疲労困ぱい。。。

そして頂上だと思ったら南陵の頭。。。











そこからさらに登る。

何か見えた。あの祠はもしやのアレじゃん!











そして奥穂高岳頂上へ!

天気は本当に仕方ない。でもこの頂上に立てたのは

感動でした。

映画「岳」のオープニングみたく立ってみる(笑)











ここで徳島から来たパーティとおしゃべり♪

明日は天気イイから良しとしますかなんて談笑して

みる。明日は難ルートが待っているし、早々に小屋

へ下りましょう。














今夜の宿、穂高岳山荘の真上まで来ました。今日は

見えなくて残念だけどこの山荘、コルに建っている

からここから見ると大迫力なんだろうな。











ところで・・・ここからの下りがなかなか危険。

そう言えば、リュウ隊長がここ気をつけなよって

言ってたっけな。

なかなかの垂直っぷりでした。。。











そして無事穂高岳山荘へ到着。

小屋へ入って約1分後、激しい雨がザーザー降っ

てきた。セーフwww











初めて一人での小屋泊はやはり寂しかったけど、

暖かいご飯食べて暖かい布団で寝る。この快適具

合に感謝して、2日目を楽しみにしながら就寝zzz









2日目、なぜか雨がやまない。。。

天気予報も変わっていました。回復のみこみも

無さそうなので、楽しみにしていた北穂までの

ルートはキャンセル。泣く泣く涸沢へ下りまし

た。山荘直下のザイテングラートは雨で濡れて

よく滑る。注意しなければいけないのは分かっ

ているのだが、テンションの落ち方がハンパな

い。7月からのお泊り登山、全て雨がらみで全

部カッパ着ててもううんざりでした。何よりも

今回は穂高岳山荘~北穂高岳のルートを通る為

にテント泊もキャンセルして挑んだのにこの結

果。。。山にいるのは幸せだけど、今回ばかり

は落ち込みながらの下山でしたね。すいません

。。。

来季、全て同じルートで来るかはわかりません

が、必ずチャレンジしたいと思います。




以上、穂高岳登山でした♪


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