クロケン登山隊

クロケン登山隊

甲斐駒ケ岳




11月3日の出来事。




今回の登山は南アルプスの甲斐駒ケ岳です。前々か

ら狙っていたものの、ついつい北に出かけてしまっ

ていたのでこの時期になりやっとの訪問。先月の鳳

凰三山から見たこの山がとてもカッコよかったのも

訪問理由の一つです。









今回は伊那市の仙流荘から北沢峠まで南アルプス林

道バスに乗り、そこから頂上を目指すという一番短

いルートでの挑戦となります。

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11月3日は祝日だったので、仙流荘出発の始発が6時

でした。ちなみに仙流荘までは我が家からクルマで

30分!地元もいいところです(笑)。。。

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こもれび山荘前からスタート!

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バスの運転手さんの話だと、昨日雪が降ったそう

です。アイゼン持ってこなかったけれど、上は大

丈夫かな?

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双児山へ着です。

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おそらく稜線に出てます。ガスで真っ白で何も見え

ません。。。

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それでも時折晴れ間が見えたりもします。

上では晴れてるといいんだけどなぁ。

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次のピーク、駒津峰に到着です。

休憩には適地なんでしょうが、風が強いのですぐ出

発しました。

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この先、岩場が増えてきました。普段ならそこまで

気をつける様な感じではないのですが、この時期だ

と朝に湿って凍っている場合があります。注意しな

がら通過。

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頂上へは直登コース・廻り道コースの2つがありま

す。直登コースはハードな岩場なので予定では廻

り道で行こうかと思っていたのですが、同タイミ

ングで登っていた人が直登コースで行くらしいの

で後を付いて行ってみる事にしました。

でもやはり凍っている箇所があるので要注意です。

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岩登りが一段落した辺りで、先の登山道にライチ

ョウを発見!!

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冬になると保温の為に羽毛の中に空気を溜めてま

んまるになるらしいですね。カワイイ♪

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優雅にライチョウを見ていた自分ですが、この先

はさらにハードでした。。。

慎重に行きましょう。

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念の為、軽アイゼンくらいは持ってきた方が良か

ったかな・・・。



次回その2へ続きます。













甲斐駒ケ岳登山、今回はその2です。



昨日降った雪に苦戦しつつも、なんとか頂上直下

辺りまで登ってきました。雪化粧をした岩肌が輝

いて、なんとも美しいです。

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そうして頂上着でーす!!

朝一のバスに乗ってきた中では一番乗りでした♪

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登ってきた直後なので身体はホットなのですが、

山頂はかなりの凍てつき具合でした。

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鳳凰三山と、その後ろに富士山。

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北岳方面

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仙丈ヶ岳。

今年は行けませんでしたねぇ。。。

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八ヶ岳方面

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人が増えてきたので下山を開始します。。。

あの直登コースの下りはカンベンなので、帰りは

廻り道コースです。

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せっかく来たので摩利支天にも寄っていきます。

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摩利支天に到着。

ここではずっと一人きりでした(喜)。

のんびりしちゃいます。。。

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最近、友人がボクにくれた言葉、


「Don't look back!! 本能のまま全速力で走っていけ!!」


サンクスです!

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最終16:00のバス狙いなのでまだ時間はあるので

すが、念の為そろそろ下山開始します。




木の枝に降った雪が遠くから見ると桜の様に見え

て、それが午後になるとパラパラと落ちてくるの

がとてもキレイ。「雪桜」ですね。

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下山時は見事に晴れでした。

稜線歩きもごきげんだぜぇ♪

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15:00、北沢峠に戻ってきました。

こもれび山荘で最終バスの時間まで休憩です。



そしてバスに乗車。

行きは満員でしたが、帰りはお客が5名だけだった

のでのんびりくつろげました。最初は長いなと思

っていた50分乗車のバスだけど、車窓から見える山

々を運転手さんが時折バスを停めながら説明してく

れたので、今日の登山の余韻にひたりながら楽しい

時間が過ごせました。

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以上、甲斐駒ケ岳登山でした。

ありがとうございました。






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(2018年6月ブログより)


梅雨時だからと言って何もしない訳にもいかんので、休日の晴れ間をひたすら待ち続けるww
そうしたらね、なぜか今年はかなりあるよ晴れの日晴れ男♪

という訳で天気も味方につけて、向かうは甲斐駒ヶ岳へと続く日本三大急登「黒戸尾根」。
甲斐駒と言えば北沢峠から登った事あって、黒戸尾根のルートなんて見て見ぬふりしてた。泊りならともかく、日帰りで考えると普通に時計振りきってしまうものなぁ(+o+)
しかしながら、今回からツエルトも持ってビバーク準備も抜かりなく?長時間・長距離の登山に体を対応すべく、修練の山へと向かうのでした。

さて今回のルート。
竹宇神社出発で黒戸尾根ピストン。
4時スタートで17時に帰ってこれれば嬉し♪というハードコースであります(^^;











自宅から言う所の南アの反対側である山梨の国道、そこから少し山側に入って竹宇神社の駐車場へ停める。国道から駐車場が近いって事・・・要はだいぶ下から登るって事なんだとあらためて実感した様なしてない様な。。。
そうして4時に駐車場から出発して神社でお参り。吊り橋を渡ったらいよいよ黒戸尾根の始まり~♪
















尾白川渓谷との分岐。
滝巡りの出来るそちらの渓谷も魅力的ではあるが、本日行くは修練の道(*_*;











その後、写真の撮りようも無いほどのひたすら地味なる樹林帯登り。。。
これが3時間近く続いた。暑い暑い(+o+)














黒戸尾根は石像があちらこちらに。











この時、下ってきたおばあちゃんとお喋り♪
「日帰り?ピストン?」
よくお分かりで(^^;

昨日は天気が良かったらしい。でもな、オイラも最近晴れメンズやぞ(笑)

そうして地味な場所をようやくクリア!
刃渡り到着。足場がしっかりしているので大丈夫通過(*^^)v














人工物出現。足場注意~











刀利天狗へ着。
休憩したかったけど、下から声が聞こえてきたのでもうちょっと進んでみようww











ここで、「黒戸山」って言う山をいったん下る。
なかなか下るので、帰りに登り返すここはキツイなたぶん(・_・;)











頂上らしき姿が遥か彼方に見える。
見えて嬉しいと言うよりは、今日あそこまで行くんかいという絶望感が勝る。。遠いねぇ。。。。











出発して4時間、ようやく五合目に着。
ここでひとまず休憩タイム。
やっと半分か~(+_+)

おそらく疲れた顔をしているであろう自分の横を、爽やかなカップルが速いペースで通過していく。
色々な意味で修練だぜ黒戸尾根!(笑)

















この先は急な登りとなり、クサリ・ハシゴが多く出現してくる。

ガンバ!














そうして補給基地、七丈小屋へ着。




ビール飲みたい~www




黒戸尾根オリジナル手ぬぐい。
コレめっちゃかっこええわ(゜-゜)











現在、小屋のメニューを指くわえて眺めつつの道草中(笑)

まだまだ先は長いです。
次回その2へ続きます♪










ヒーヒー言いながら難関の黒戸尾根に挑む。
今回はその2です。

七丈小屋を通過後、少し登った場所にあるテント場を見学♪
視界は狭いけれど、東側の景色は良好(^-^)

この先、自分がここに張る時は来るんだろうか??














本日は雲海日和(^-^)











八合目に着。
ここの鳥居は何年か前に倒れてしまったそうだ。











丁寧すぎるステップが切ってあるクサリ場。











黒戸尾根では有名な2本の刀が見えてきた。











この先、岩ゾーンが増えてくる。
そして、八合目を過ぎた辺りから足が止まりだした。。。お疲れさーん(+_+)











いつもは楽々登っていくクサリ場も、今の状況では難所と化す。

「恐るべし黒戸尾根!」
と、何回も叫ぶ。。。(笑)











そうしてとうとう刀の場所へ。
バックの景色と相まって、ヤレかっこええかな( `ー´)ノ









あー疲れた~って言う自分の前に、ひょっこりライチョウが現れた( ゚Д゚)

カワイイ~(*´з`)














たぶんあそこが山頂!って自分に言い聞かせる。ガンバ!!











頂上直前にて、またしてもカップルにあっさり抜かれる。

疲れ切ってうつろな目で女性に挨拶したら大爆笑(≧▽≦)
「ご飯ちゃんと食べてますか~?」だとww
何も言えんし(T_T)











そうして11時過ぎ、とうとう甲斐駒の頂上に着!

登りで7時間かぁ、どうりで疲れる訳だのぉ(+o+)














自分ww

まだ折り返しやからな( `ー´)ノ











甲斐駒からの景色、最高でした。

北岳・仙丈・鳳凰三山・などなど(*^-^*)




















その後、来た道をひたすら延々果てしなく(笑)下っていく。

そうして16時過ぎに無事下山♪

本日の消費カロリーは6000kcalオーバー!(=゚ω゚)ノ











さて今回の登山は、日本三大急登の一つである黒戸尾根を登っての甲斐駒ヶ岳でしたが、目標としてはピークではなく黒戸尾根の完歩が目標だったので下りでも最後まで緊張して、ある意味登山らしい山歩きが出来ました。
これで今夏に掲げている日帰り三大目標、「表妙義縦走」・「黒戸尾根」は達成したので、残るは最後の一つとなりました。それがどこかはまだ秘密でござる~(≧▽≦)


以上、黒戸尾根でした♪





















(2023年8月ブログより)

たまに どこか日帰りで登りたくなり、色々悩む。。。
どこか骨のあるところ登りたいけれど、有名どころは駐車場が面倒だな。
という訳で、現地までのアクセスの良さと駐車場が気楽?との理由で甲斐駒ヶ岳を選択。
もちろん黒戸尾根日帰りであります(5年ぶり2回目)。

竹宇駒ヶ岳神社から4:30スタート。











どんどん登っていきます。
今回もアブがまとわりついて面倒くさい。。。
そして写真が全部ブレブレだ。
頂上遠いなぁ(笑)











5合目着です。
ここから七丈小屋まではハシゴ・クサリ場地帯。
なかなか大変な所です。











七丈小屋まで行って時間に余裕無かったら帰ろうと思っていたんだけど、予定より30分ほど速かったのでそのまま進むことに。
その後、剣の刺さっているとこまで来ました。











その後の12:10、甲斐駒ヶ岳の頂上に着です。
3回目登頂かな。











下山の事を考えるとゆっくりもしていられない。
さっさと下り始めます。











この日も日帰りの方が何人かいたのだけど、どの人もとても速かった。
自分が一番最後だと分かっているので下山時は寂しくなったが、足が疲れようが下るのに必死だった。
自分の場合、こういうルートは色々な理由で一人でないと無理。
トータルで13時間もかかってしまったけれど、はいいよね長いルート♪


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