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ペトラプト・パルテプト
「 蒼い子…。 」 後編(第4~最終幕)
「 蒼い子…。 」
第4幕 取引 ~Verhandlung~
蒼星石「やあ、水銀燈。久しぶりだね。今日は君にいい話を持ってきたんだ。」
水銀燈「あ~らぁ、珍しいことぅ。話なんかよりあなたのローザミスティカの方がよっぽどいいのに…。
それで話ってなあに? アリスゲームをはじめるのかしらぁ?」
蒼星石「僕と取引しないかい?これを持ってきたんだ。」
水銀燈「なぁに、これ? 藁人形!? くだらなぁい。蒼星石も真紅のお馬鹿がうつったのかしら?」
蒼星石「ひどいな水銀燈…。これはただの藁人形じゃないんだよ!」
水銀燈「フフフフ…。ほんとにお馬鹿さんねぇ。Dollに呪いなんて通用すると思ってんのかしらぁ。
そんなものよりレンピカのほうがずっといいわよ。じゃあレンピカちょう~だぁい」
蒼星石「実は…。イヒヒヒ」
水銀燈「なぁに、そのいやらしい笑いかた。なにかたくらんでるわねぇ。何なのかしらぁ。」
蒼星石「これにはこっそりジュン君の髪の毛が入っているのさ。イヒヒヒ
これを使えばジュン君は君の思い通り動く人形となる。つまり真紅のミーディアムを…。」
水銀燈「あやつることができると…。そういうわけねぇ。くっだらなぁ~い。
だけどなぜ、あなたがそれをしないのかしらぁ? 変よねぇ。」
蒼星石「そりゃそうだよ水銀燈。僕がやったら真紅たちに怪しまれるだろう?
君ならこっそりと影からやったってわからないはずだ。
そして真紅が弱まったら二人で真紅を倒せばいい。」
水銀燈「あら!? 本気で言ってんのぅー。なんだか怪しいわねぇ。」
蒼星石「怪しくなんかないよ。僕はただ君と同じ理由、つまりアリスゲームに勝ちたいだけだ。
それに余計な戦闘をするのは無駄な行為だって知ってるしね。
真紅さえ倒せば、あとは雛苺とか翠星石などのたいしたことのない連中…。」
水銀燈「ふぅ~ん。なるほどねぇ。わかったわ。
あなたとなんか取引しなくたって別にかまわないけど…。
真紅が弱って命乞いする姿を見るのも面白そうだしねぇ。ウフフフフ」
蒼星石「そうだろう!あの真紅が泣き叫ぶんだよ。助けて…助けて…って。イヒヒヒ」
水銀燈「そうね、そのあと真紅をゆっくりとジャンクにしてあげるわぁ。
じゃあ蒼星石。その藁人形とやらを貸してぇ。
ミーディアム共々、この水銀燈がじっくりいたぶってあげるわぁ。」
蒼星石「そして最後に僕たちだけが残り、どちらかが勝ち残ってアリスとなる。」
水銀燈「こんなものがねぇ~。ほんとにただの藁人形にしか見えないのだけれど…。
あなたはそれでいいのかしらぁ?ほんとに真紅を仲間にしなくて…ねぇ?」
蒼星石「敵は少ない方がいい。ただそれだけさ。僕は真紅が弱った隙に雛苺を倒す。
あいつだけは許せないからな。イヒヒヒ」
水銀燈「あ~ら怖い怖い。あなたって本当はそういう子だったのねぇ。
いいわ取引してあげるぅ。あーなんだか面白くなってきたわ。」
蒼星石「イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ…。」
水銀燈「ウフフフフフフフフフフフフフフフフフ…、じゃあねぇ。」
第5幕 幕間 ~Unterbrechung~
真紅 「あら、蒼星石はどこに行ったのかしら?」
雛苺 「さっきまで雛と一緒にいたのー。
でも雛が描いた絵を見てたら、どこかに行っちゃったのー。」
翠星石「あれ!?……蒼星石どこ行ったですか? こんなとこに藁が…。はっ!!」
第6幕 正逆 ~Reziprozität~
ジュン「あれ!? おい蒼星石、どこ行ってたんだ? なんか翠星石が探してたぞ。」
蒼星石「…翠星石が? なんだろ…? あっ、翠星石、僕に何か用?」
翠星石「今日は蒼星石に聞きたいことがあるですぅ。この藁はいったいなんなのですぅ?
ほかの姉妹たちは騙せてもこの翠星石の目は誤魔化せねぇーですぅ!
こいつは、この藁は、翠星石が作った藁人形の藁に間違いないですぅ!
チビチビに仕掛けるために作ったやつですぅ。でも全然効かなかったですぅ。」
ジュン「ひどい話だ…。」
蒼星石「えっ!? 何言ってんだい翠星石。僕はその…。
あ、あのさ、翠星石が置きっぱなしだったから片付けとこうかなぁと思って…。
その…、僕にはさっぱり…。」
( マ・マズイ、ばれちまったか…。なんとかしなくちゃ…。)
翠星石「そうですよね。蒼星石がこんなもの使うわけねーです。最初からそうだと思っていたですぅ。
チビチビなんて、おとといきやがれですぅ。」
ジュン「当たり前だろッ! 蒼星石がそんなことするか~!」
蒼星石「ははは、翠星石ったら、…。」
(はぁーあせった。あせった。いったい何だってんだ(汗)。ヤバイヤバイ)
翠星石「それにチビチビのことなら、なぁ~んも心配いらねーですぅ。
なんてったって人気ナンバー1であるこの翠星石様がちびちびなんかに負けるわけねーですぅ。
このところ出番が少ないですが、実力なら余裕で負けないですぅ。ホーホッホホホ…。」
ジュン「まぁーお前なら確かに余裕で…ってバカ! この性悪人形がー! 何言ってんだよッ!
だいたい何だ? 人気ナンバー1って? 」
蒼星石「そんな事言ってるとますます人気が下がるってもんだよ。
もうお前なんか薔薇乙女としての価値なんて下落しきってんだからな。
僕がお前以上の人気だからって羨ましく思うのは筋違いってもんさ。
だから早いとこ僕のためにローザミスティカくれよ。この性悪姉めイヒヒヒヒヒヒ…。」
(翠星石、僕のためにありがとう。やっぱり翠星石だけだね、僕のことをわかってくれるのは。)
翠星石「そ、蒼星石!! 言ってることと思ってることが逆になってるです!!
ば、ばれちまったです。とにかくずらかれです!! 」
蒼星石「えっ!? 逆!? 何が!?」
ジュン「なんだなんだ?なにが起こったんだ?」
第7幕 露見 ~Datenübermittlung~
雛苺 「わぁーい、わぁーい、ジュン登り! ジュン登り!」
ジュン「うわぁー!! 人がネットしてるときに登んな~! 前が…見え、見えないだろうがー!」
雛苺 「ほよ? もにたぁが黒くなっちゃったのー?」
ジュン「はぁ!? こ、これは…? 膨らんでいく…?」
水銀燈「だましたわねぇ、蒼星石ぃ!! よくもこの私を馬鹿にして! ぜんぜん駄目じゃない、これ!!
あなたなんか絶対にジャンクにしてやる!! 」
蒼星石「あっ、それはその…。本人の近いとこでしか…。」
真紅 「蒼星石!? 水銀燈!? いったい何が? あら!? もうこんな時間だわ。9時を5分も過ぎてしまったわ。
私は寝るから、蒼星石、明朝説明して頂戴。」
ジュン「おい、それどころじゃないだろって…。痛ッ、痛ッ~て、水銀燈?」
水銀燈「あらぁ? 本当に効果アリなのねぇ!? でもこんな藁人形なんてい~らない。つまんなぁ~い。」
雛苺 「じゃあ、ヒナがもらうのー(嬉々)。ほ~ら、ジュン踊り♪ ジュン踊り♪」
ジュン「やめろー! うっ!! か、体が…。」
雛苺 「すごいのー、ジュンがヒナの思いどおりに動くのよー!! 」
ジュン「こらー! 動かすなー! おい性悪人形! こんなものを作ったのお前だろうー!」
翠星石「蒼星石。もうばれちまってるです。素直に謝るですぅ!」
蒼星石「ばれてるって言ったって…。僕は何も…。」
ジュン「えぇーい、どっちでもいいからやめさせてくれー!」
雛苺 「ジュ~ンはねぇ~♪ ひ~なの思いどおりなの~♪
両手をねぇ~♪ こうして上げるとバンザイなの~♪
それからね~♪ くるって回って、ビヨーンって跳んで~♪
こっちを向いて~♪ はいポーズなの~♪」
翠星石「ハハハですぅ。ちび人間がこっけいですぅ。回れ回れですう。」
ジュン「うわぁ~。もういい加減にしろー!」
蒼星石「翠星石…、もう許してあげて…。ジュンがあんまりだよ。」
翠星石「翠星石には何もかかわりのねぇーことですぅ。知らねーですぅ!
それより水銀燈がなんかしやがったですぅ。」
水銀燈「あ~らぁ、私に取引を持ちかけたのはあなたのはずよぅ、蒼星石。相変わらず腹黒いわねぇ。」
ジュン「お前かーーー!」
雛苺 「ヒナはなんにも知らないもん!」
翠星石「何か蒼星石の様子がおかしいと思ってたですが、やっぱりそうだったかですぅ!
もう蒼星石の腹黒はばれちまってるですぅ。ここは素直に謝ったほうがいいですぅ。
自首して懺悔するですぅ。」
蒼星石以外の全員「あ・や・ま・れ!」
蒼星石 (くそっ、こーなったら…。)
「イヒヒヒヒヒヒヒ…、イヒヒヒヒヒヒヒ…。逃げろー!」
水銀燈「ちょっと待ちなさいようー! 私はどうなるのよー!」
雛苺 「あー蒼星石がジャンクになっちゃったのー。 ヒナも追いかけるのよー。」
ジュン「あっ、ちょっと待て! 藁人形置いてけー! うわっ、体が勝手に…。」
翠星石「あ~あぁ、騒々しい奴らですぅ。 じゃあ私もおやすみですぅ。」
最終幕 翌朝 ~Folgender Morgen~
真紅 「そう、そんなことがあったの蒼星石。水銀燈があなたを騙してこんなことをさせたなんて…。
たしかに卑怯だわ。だけど正直に話してくれてありがとう。あなたは水銀燈に騙されていたのね。
でもこの私を罠にはめようなんて無駄なことだわ。アリスゲームは正々堂々と戦うものだから。
あなたもそのことは肝に銘じておきなさい。私の知らないところで二度とこんなまねしたら
ただじゃおかないわよ。今回は水銀燈も何もできなかったみたいだし許してあげるわ。
ただし、その藁人形は私が預かります。雛苺、渡しなさい。」
雛苺 「えぇ~! ヒナのおもちゃぁ~!! ジュン踊り人形なのー。」
真紅 「いいから渡しなさい。まったく聞き分けのない下僕ね。」
ジュン「…って、なんでお前が持つんだよ!! 僕に返せー!」
蒼星石(お前ら絶対ぃ…、いつかぁ…、覚えとけぇ…。イヒヒヒヒヒヒ)
END
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