忘れていそうで忘れていない日記

2日目


苫小牧FT~日高自動車道~国道235号~国道237号~ふらのYH

昼を過ぎるとレストランも終わり売店も終わり,あーそろそろ着くのかな,てな感じに,船内が浮き立つ感じがします。
荷物をごそごそしてたら,向かいのベッドの彼女が,「外寒いですよー」と仰る。うーん,早速冬ジャケ登場?
「乗用車の方は車にお戻りください」のアナウンスでバイクに行き,19時間ぶりのバリオスとの再会。
またまた2度のユーターンをかまし,坂を上って降りて, ああついに上陸です! 北海道!!


さて,目指すは富良野です。初日だけはふらのYHを予約していて,苫小牧からは150kmほどでしょうか。
ガソリンも満タンにして,さぁ富良野へ,といいたいところだけど,その前に私には寄るところが。
なんと大バカふーみんは,コンタクトのケースを忘れてきていたのですよー。
出発前に,「あーもう1組,1日ごとのレンズ持って行こう」とポーチを出したのが運の尽き。
フェリーでは目をしぱしぱさせて耐えたのですが,もうこれ以上耐えられません。
ほどなくしてドラッグストアを見つけ,無事ケースを購入,800円くらいなり。
安心したけど, 北海道最初の買い物がこれってどうなのよ

気を取り直して,出発です。有料道路や高速道路には乗るまい,と思っていましたが,
日高自動車道,沼ノ端西(ぬまのはたにし)IC~鵡川(むかわ)ICまで無料開放中とのこと,
せっかくなのでのってみるかー,と走り出しました。
うーん,寒い! 北海道です,この気温。冬ジャケさっさと着ておいてよかった。

鵡川ICからは国道235号,237号を経由して一路富良野へ。ちょっと237号を通り過ぎて門別のお馬さんを眺めようと思いつつ,
いまだフェリーのゆらゆら感が抜けず,さっさといっちゃって休んだほうが良いかも,と思い,日高国道をまっしぐらです。
途中,道の駅「樹海ロード日高」に寄ろうかと思ったけど,ツーリングマップルには「アイスが人気」と書いてある。
どう考えてもアイスを食べる気温じゃないので,通り過ぎてしまいました(ちなみに,後になって寄ることになる)。

237号は途中で花人街道(富良野国道)と名をかえ,さらに気持ちいい道になります。
どこからか天気も良くなり(金山峠を越えたあたりだったのでしょうか,あまり記憶がない),
はっと景色のいいところで写真なんぞ撮ってみる。

今日のお宿は ふらのYH ,なかふらのの駅の手前,ローソンを過ぎてセイコーマートを左に曲がり,YHの地図に沿っていくはずが,
ちょいと行き過ぎましたわー。
が,そのうっかり行ってしまった先の駐車場がすばらしいお花畑で,感動です。
まだラベンダーの季節には早いから,お花は期待できないわよね,とか思っていたのですが,すごくきれいです。わーい。

さて,ふらのYHからいただいていたメールには,

「*国道237号線から当施設までは、地図がないと若干分かりにくくなってます。
 ホームページ上の地図を参考にいらして下さい。
 (ツーリングマップルの地図は、迷いやすいので、お気をつけ下さい)
 また、当ユースホステルは、100メートルほどの坂の上にあります。
 坂の上の部分が、ジャリになってますので、お気をつけていらしてください。
 駐車場は、坂の頂上の右側です。途中止まらず、いっきに登りきってください。」


とあって,坂かよージャリかよーとかびびっていたのですが,まぁ恐れるには足りません。
白石の木村屋旅館YHに比べると,ずっと楽です。

早めに着いたため,バイクを停めて,お散歩して,さっさとお風呂に入って,夕食です。

このユースでは, 夕食も朝食も無料で,何かものすごく感謝の気持ちがわきおこります
ペアレントさんも親切,素敵な方でした。
でも,一緒に泊まっていたのは香港からの一人旅女性,韓国(おそらく)からの2人組少女,(以上3名と私が同室),
3人組のお母様,ご夫婦というメンバーで,期待していた「旅人同士の情報交換」はいまひとつ
(だって英語は少ししかしゃべれないんだもん)。
どこから来たの,どこへ行くの,くらいしか話せなくて,こちらもごめんなさいねー。

ビール飲んで,フェリー疲れもあって,あっという間に就寝です(たぶん9時頃に寝た)。

富良野への道のり
富良野への道のり

富良野の丘より
富良野の丘より


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