ラッコの映画生活

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2008.03.25
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カテゴリ: アメリカ映画
WAR OF THE WORLDS

118min
(レンタルDVD)

war0.jpgwar00.jpg

良い映画だった。いつもの友人がまだレンタル期間があるので、と持って来てくれたDVD。『宇宙戦争』とあるからかつて見たことのある古い映画かと思ったが、2005年でトム・クルーズ主演とある。古い方の原題は最初に「THE」がついて、こちらはそれがない。持ってきてくれたから必ず見なければならないという義理はないし、友人もボクの見るような映画ではないと言っていた。レンタルだからジャケットはないが、盤面にスピルバーグとあったので見た。 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』 以来スピルバーグには好感を持っている。日本では『映画秘宝』誌のベスト2位とワースト2位の両方にランキングされたように、何を期待するかで評価が別れるようだ。単なるパニック性を求める向きには物足りないのかも知れない。

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この映画の含み、つまり9・11やナチ・ドイツによるユダヤ人のショア、そういうことへの含みを色々と読み取ることも興味深い。しかしボクはこの映画の原点を別のところに見た。もちろん監督スピルバーグにとっては単なる一つの思い入れであって、作品の主要テーマではないかも知れないが、思い入れであるだけにそのテーマは全編を貫いているように感じる。それは家族の絆の修復(あるいは創造)の物語。それは『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のテーマでもあったが、彼が17才のときの両親の離婚は彼に大きなショックを与えている。ボクの解釈間違いでなければ、主人公レイ(トム・クルーズ)は離婚した妻メリー・アンとの間に10才の娘レイチェルと15才ぐらいの息子ロビーがいる。でも大人になれずに好き放題に生き、夫も父親も失格で、メリー・アンに愛想つかされたんでしょう。そのメリー・アンが旅行で週末を留守にするので、現在の堅実な夫ティムと2人子供をレイにあずけに来る。でも息子ロビーはレイをパパともダディーとも呼ばず、ハグも握手もしようとしない。父として認めていないということですね。

war2.jpg

そこに宇宙人パニックがあって、レイは2人の子供を連れてメリー・アンのいるボストンの祖父母の家に逃げていく話。途中でロビーとは離れ離れになり、娘レイチェルを連れてボストンに辿り着く。娘を抱きしめて「ありがとう」と言うメリー・アンで、ロビーもレイをダディーと呼び、2人は抱きしめあう。途中娘にせがまれても子守唄一つ歌えない彼だったわけだけれど、その成長の物語でもあり、家族の絆の修復(創成)の物語でもある。離婚した妻が今も独りという設定も可能だったわけだけれど、最初から現在の夫ティムを設定し、絆の復活はなっても元の4人家族には戻れないという、安易なハッピーエンドではない作りも良かった。人生結局覆水盆にかえらずということです。(そう言えば家族の写真に興味を示していた宇宙人も描かれていましたっけ。)

war3.jpg

あとは9・11への含みですが、挙げれば切りがないですね。と同時にドイツ系の名前ゆえに子供の頃反ユダヤ主義で虐められ、(実際はロシア系ユダヤ人の出自ですが)自分はユダヤ人ではないと学校等で言っていたスピルバーグ。ナチ・ドイツによるショアへの含みの方がボクには目につきました。娘の名前レイチェルからしてユダヤ人を思わせる名前で、逃げて行く難民(?)の行列はナチから逃れて逃げるユダヤ人のようであり、フェリーもそうだし、匿われた地下室はアンネの日記のようなユダヤ人が隠れて暮らした部屋のようであり、踏切を通り抜ける炎に包まれた列車はユダヤ人が列車で強制収容所に運ばれたことへの暗示だろうし。そしてあとは他の映画への暗示(引用)も色々あったのでしょう。地下室の壁から宇宙人が落とす自転車は自らの『E.T.』だし、最後の方の鳥はヒッチコックだろうし、命からが逃げていく人々の手押し車に分厚い本が何冊も積んであるのはトリュフォーかも知れない。それにしても子役のダコタ・ファニングの演技は凄かった。この子は2才にして読み書きをしたという早熟の天才(?)少女らしいですね。いずれにせよ、かなり満足の1本でした。

war4.jpg




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Last updated  2008.03.27 02:39:44
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