2006.12.13
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カテゴリ: ROLEX
新開発合金「パラクロム」製自社製 ひげゼンマイ GMTマスターIIYGモデル が2005年に発売されましたが、今年はSS×YGのコンビモデルが追加されました。
YGモデルが定価約250万円だったのに対し、今回追加されたコンビモデルは100万円を割ってきました。しかもオール金無垢ほど押し出しが強いわけでもないので、かなり購入を現実的に考えられるモデルではないでしょうか?

また、恐らく来年にはSSモデルの追加が予想され、プレミア価格にならなければ更にお安くなるはずです。こちらも楽しみですね。

このロレックス社完全自社開発ムーブメント、ひげゼンマイには新しい画期的な素材を使用し(ひげゼンマイを自社生産できるメーカーはかなり稀有な存在です)、両持ちのテンプブリッジに 巻上げひげ、フリースプラングシステム (これらは従来から)という、かなり(というかものすごく)拘った造りです。

私個人的にはアンチロレックスなのですが、ここまでやられると素直に認めざるを得ません。
今のご時世、これだけのムーブメントが100万円以下で買えるというのは、考えようによってはかなりのバーゲンプライスと言えるのかもしれません。(他が高すぎるとも言えますが...)



Ref.116713
GMT機能(3カ国の時刻表示)
100m防水

※パラクロムについて
ロレックスが独自に開発したニオブを主体とする合金で、従来ひげゼンマイに長い間使用されてきたエリンバー合金に比べ、更に温度変化に強く耐磁性に優れるという合金です。
また、ニオブが酸化してできる酸化皮膜は美しい青色をしており、エリンバー合金が発明される以前の青焼きのひげゼンマイを思わせます。
また、これとは別にシリコン素材のひげゼンマイも、パテック、Swatchグループと共同開発中であるため、例えばCal.3135の後継機種などがどのようなムーブメントになるか判りませんが、個人的には結構脆い(らしい)シリコン素材より、このパラクロムを使った方がいいのではないかと、勝手に思っています。

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Last updated  2006.12.13 22:56:12
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