ごきげんママになろう

August 13, 2005
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yun_692
Photo by (c)Tomo.Yun


【さびしかった】


チビ3歳の夏。

仕事で帰りが遅くなる日が1ヶ月あまり続いた

ある日のこと。

保育園にお迎えにいくと、

チビがポツンとひとり

薄暗い玄関ホールで座っていました。



「えっ」と思い、ドアをあけると

チビが泣き出して

私はぎゅっと抱き上げました。


迎えが来るのをここでずーっと

待っていたのかと思うと

胸のあたりが、ぎゅうぅとなりました。








【たべない。はなさない。わらわない。】


チビは体重が減っていました。

ほとんど食べない、話しかけても返事がない。

目の下にはクマまであります。

夏バテにしては様子がおかしいと思っていました。


家に着くと何日かぶりでチビが話しました。

「おむかえ遅くて、さびしかったぁ。」

そう言うと、泣きつかれたのか

夕飯も食べずに寝てしまいました。


もしかして、その一言を言わないように

がまんしていた?


私は忙しさで追い詰められていました。

そのしわよせは、自分にではなく

子供にいくのだということを

この日、初めて身を持って知りました。








【ゴキゲンになる】


仕事はすぐ辞めました。

今まで蓄えてきた仕事上のノウハウは

形をかえて、またどこかで吐き出せばいいのです。


親がゴキゲンでないと

子供は幸せにはなれない。

それを知るのに3年とちょっと

かかりました。





このプログを立ち上げたキッカケです。

やっと書けました。

ふぅ。よかった。






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Last updated  August 13, 2005 11:44:13 PM
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