おわら節の越中八尾のことが頭にあった訳でもなかろうが、銀輪散歩しているうちに、気が付けばJR八尾駅前に来ていました。
あちらが越中八尾(やつお)なら、こちらは河内八尾(やお)である。
近鉄八尾駅とJR八尾駅の中間に大阪府立八尾高等学校がある。我が母校である。偐家持は若き日に八尾に通っていたのであるが、友人から入手した資料には、家持(勿論本物のヤカモチ、大伴家持である。)は妻の坂上大嬢を伴って越中八尾に来ている、とある。
あしひきの 八峰(やつお)の雉(きぎし) 鳴き響(とよ)む 朝明(あさけ)の霞 見れば悲しも(巻19-4149)
奥山の 八峰(やつお)の椿 つばらかに 今日は暮らさね 大夫(ますらを)の伴(とも)(巻19-4152)
の歌の「八峰(やつお)」が「八尾」の山々を詠んでいるのだという。興味深い説である。まあ、家持は越中守であったのだから、八尾に来ていても不思議ではないのだが・・。
本物は越中八尾で、ニセ家持は河内八尾ということで、話 が合うから面白い。
それはさて置き、若き日の偐家持が通った八尾高校はあの当時の面影は校門脇のユーカリの樹と片隅のキツネ山に残すのみにて、すっかり様変わりしているのが、やはりさみしい。

(ユーカリの樹は昔のまま)
また、以前 カマトポチ

(とろろ葵)

(紅葉葵)
帰宅すると、智麻呂氏より「ハリセンボン」の可愛い絵手紙が届いていました。これは、ハリセンボンのポニョですかな?

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