Happy Rich - 我、今、ここに、生きる -

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初心に帰る(1) - 退職理由

この内容は、2004年12月23日の日記に書いた内容に加筆訂正したものです。

この内容は、自分が早期退職した理由からこのHPに対する思いを書いており、あとあと「初心に帰る」ことを考えると重要な位置付けにあると感じたので、あえてフリーページに転載したおくことにしました。




クリスマス休暇にフロリダはオーランドへ来ています。

今日は娘の希望でSea World でシャチのショーを見たり、イルカと戯れたり、エイに餌をあげたり、生き物が好きな娘には最高だったでしょう。

娘だけでなく、14歳になった息子も結構楽しんでいたようで、はるばるフロリダまで休暇に来た甲斐がありました。

楽しんでいる娘たちを見ていると、本当に、退職してアメリカへ戻ってきて良かったな、としみじみ思います。

給与収入が無くなって、生活レベルはある程度落とさざるを得なくなっていますが、今のところはそれよりも家族一緒に過ごせることが自分にとってはよっぽどうれしいことです。


日本に単身帰任した時、一度は家族そろって日本へ帰り、私を除く妻と子供二人だけが、あらためて自己都合という形でアメリカへ戻る、という形をとりました。

その帰り際、横浜駅で、成田エキスプレスに乗ろうというときに娘が泣き出し、私と一緒にアメリカへ帰るんで無ければ嫌やだと言い出し、最後まで、泣き通しでした。

このとき、自分の中で、これはやはり娘のためにも何とか一緒に暮らすようにしたい、と痛切に思うようになりました。


会社の状況や自分のやりたいことなどいろいろありましたが、振り返ってみると、この娘の泣いていた姿が、その日一日脳裏を去らず、その後の自分の早期退職の決断に大きく影響したことは間違いない、と感じています。

収入は何とかする、それよりも、なんとかせめて中学を卒業する年齢ぐらいまでは、一緒に暮らしてあげたい。


本当は55歳ぐらいにはやはり早期退職してアメリカへ戻る、という気でいたのですが、それでは娘が10歳から15歳の、最も父親を必要とする時期にそばにいてあげられない、そのことをあとでいくら後悔してもしきれないのではないか、と思えてきたのでした。

それから真剣に、では今、50歳で退職し、職も失って、いわんや家族が一緒になれたとしても、経済的にどうやっていったら良いか、ということを考え始めたのでした。


このHPも、そんな状況で、あえて早期退職を選び、かつ経済的にも豊かに暮らしてゆくことに挑戦してゆこう、という自分への宣言なのです。

Happy Rich - 幸せなお金持ちへの道-。 その実現をめざす。

好きな言葉として挙げてある中村天風の「人生は、心ひとつの置き所」なのだ、ということを自分で自分に実践してみせる、という宣言なのです。

まだ船出したばかりで、どうなるかわかりませんが、今まで生きた来た経験と知識と、そして日々学びつつある人間の心に対する理解を通して、是非、この目標に到達したいと思っています。

Profileの自分年表に掲げた言葉を、このHPに刻むことを目指して。


(2004年12月23日 フロリダにて)





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