〇●和菓子教室 私の時間●〇

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ラッキーが続く時こそ・・・三方ヶ原戦役像


そんな時は、
徳川家康が人生最大の敗北をした三方ヶ原の戦い。
浜松城に命からがら生還できた直後の肖像画を思い出すようにしています。

徳川家康 


この絵は家康が31歳の時のもの。
容貌・様態に粉飾がなく、憔悴しきった家康を伝えています。
別名「しかみ像」とも呼ばれています。
家臣達は家康の威厳をそこなうと、この肖像画の破棄を進言したのですが、、
家康は己の勇気を伝えるものとして、愛蔵していました。
死に臨んで遺言に、代々将軍職を継ぐものはこの絵を必ず拝謁して、
祖宗の艱難をしのぶように命じたといいます。

家康の人柄を表す逸話だと思います。

ということで、
私はこのなんともいえない憔悴した、恐れを感じたような顔に惹かれます。
この肖像画をみて、
トラブル続きなんだけれど、それを「小ラッキー」に助けられて
なんとなく、結構、なんなく、超えられている、調子のいい奴になっている
今の自分を戒めたいと思う。
「いつまでもあると思うな小ラッキーと金。」なんて。。

それとは少し違うかもしれないけれど・・
どんなことがあっても、
この世の困難なら克服できるものと私は思っている。
ので・・
この家康の目をみると、私のその思いを再確認できる、気がする。

    目って正直にいろんなことが出てしまう。


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