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2024/11/13
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カテゴリ: 会長日記
仕事で失敗した人に対して、叱咤することがあります。
そして、その人が次回はその業務がスムーズにできたとします。
その場合、改善できたのは、叱咤したからだと思ってしまいます。

しかし、失敗したのは偶然が多く、次の機会には、その人の実力を、発揮できた可能性があるからです。日常で起こる現象には、偶然が関わっている場合が多くあります。

たとえば、ある人がプレゼンテーションで歯切れの悪い話し方をして、周囲からよい評価を得られなかったとします。

もちろん、本人の実力が伴っていない場合もありますが、その日は、たまたま極度に緊張していた可能性もあります。

スピーチの仕方を叱責され、次の機会に良いプレゼンができた場合、叱られたからよくなったとは限らないのです。

前回の低い評価は偶然で、今回は、実力通りの力を出すことができたということも考えられます。

このことを意識することで、日常生活における誤解を、防ぐことができます。


複数回の結果を待つなどして、結論を急がないようにすることも大事です。
特に、人を評価する場合は、極端にその評価が分かれることがあります。

その人の正面を見る場合と、後姿を評価する人では、真逆の場合があります。
そのため、弊社では、人事評価は、必ず複数人で評価し、人事評価調整会議で、議論した後決定します。

そして、その評価は、必ず、本人にフィードバックされます。
自分がどのように評価されているかを明確にすることにより、本人がどう思っているかも明確になり、改善も可能になります。

合掌





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最終更新日  2024/11/13 06:40:53 PM
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