かつては音楽を聴いて心が射抜かれる感覚があった。若いから、だけでもない。オーディオを始めて何年か経った20歳過ぎてもそれはあった。それはもちろん「音の良さ」に対してではなく、「音楽そのもの」に対するものだったはず。だ
オーディオルームで一人静かに音を追求した40年、その時間が自分にくれたものと奪っていったもの。娘の無邪気な熱狂の中に、自分が忘れているものが確かにあるのだな。どこかで失われた”心の動き”。娘が大切にする推しのBDやリッピングされた音が粗削りなサウンドでも、純粋に好きのかたまりを感じられているのだ。
このオーディオの道、その先に待っているものは。
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