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2006.02.19

しあわせな気持ち【第３章】第六話の途中・・・

(14)

テーマ：愛のカタチ、話しませんか？(600)

カテゴリ：カテゴリ未分類

有紀からのメールであった。

『いいですけど　どうしたの』

『うん　会ってから話す』

簡単なメールのやり取りであった。

康男は今週末は仕事が無かったので土曜日の朝の新幹線で東京に向かった。

週末の早い時間の新幹線は自由席もガラガラである。
仕事の疲れから座ってじきに寝てしまった。
気が付くと　もう東京

｢あぁ～トイレトイレっと・・・
どうもあの新幹線の揺れの中でするオシッコは苦手だなぁ～～
なんたって的が定まらないじゃん　酔っ払って塀に向かってするオシッコなら頭を塀に付けて両手で押さえられるけど、新幹線はそうは行かないもんねぇ　やっぱ地面がしっかりしているとこのがいいや｣

さて、トイレも済ませたし・・・ん　どこにいるのかな？？

有紀は驚かせるつもりで隠れていたのか　柱の後ろに立っていた。
｢もぉ～～驚かせたあげようと思っていたのに　こないんだもん！！｣

｢ゴメンゴメン　トイレに行ってました｣

｢もぉ！電車着たのにちっとも来ないんだもん！！｣

｢で！話って？？　折角だからドライブでもしながら話しますか？｣

｢うん！！｣

レンタカーを借りたが　さてどこに行くか？。

｢うん　で！話ってなぁ～に？｣

｢えへへ・・・なんでしょう・・・
飛行機が見たい！！｣

｢ブゥ～～～～～！！！
それだけ？？　じゃぁ～羽田に向かいます｣

｢うん・・・｣

有紀はなかなか話さない

公園に着いてふたりは歩き始めた
コートのポケットに手を入れ歩いていると有紀が腕を組みポケットに手を突っ込んだ
｢あったかい・・・｣

２月の海辺は風が冷たくカモメも寒さに丸くなって見える
冬の都会の空気は汚れている
茶色く淀んで見える・・

ここは午前中は離陸の飛行機なので話し声がよく聞こえない（日によって違うが）
夕方の着陸の時の方がわたしは好き

｢ねぇ～話ってなんですか？｣

｢うん　なんでしょう・・・｣

｢寒くないですか？｣

｢うん　手は暖かいよ｣

｢車にいきましょうか｣

｢ハイ！｣
冷え切ってしまったふたりは車に戻りヒーターをかけて暖を取った。

｢ヤッチャンちょっと遅くなっちゃっけど・・・これ｣

｢ん？なんですか？開けていい｣

バレンタインディー

｢わぁ～～～い！！！すごい　有紀ありがと！
嬉しいです　今年も誰もチョコくれないから・・・
有紀からも来ないかと思ってました
嬉しいぃ～ありがとう｣
康男ははしゃいで喜んだ。

｢うん　喜んでくれて　あたしも嬉しいよ｣

そして車はホテルの駐車場に消えて行く・・・・・

気が向いたら更新します。
頭の中で描いたＨな空想を書いていきますねぇ～～。

注：登場人物は実在のものでは在りません。

月の土地も買えますよ

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