はなひな~アメリカの子育て日記~

はなひな~アメリカの子育て日記~

セラピストを変えて、心機一転初日



メリッサは最初テストをしてくれた人で、子供の集中力を持続させるのが上手な人。

だから、逆にこの人でもだめだったら、どうしよう、と思って出かけた。

メリッサも、アシュリーから色々聞いていたようで、やや身構えた感じで始まったセラピー。

やっぱりこの人は上手です。

事務所が今までと別なので、緊張するひなを見て
「当たり前よねー、知らないところだもんねー」

と笑顔、で、まずおもちゃを持ってくる。

ひなが興味を示そうが、示さなさそうが、言葉を発して、おもちゃで遊ぶセラピスト。

で、たとえば
「ちゅーちゅートレイン、おっ!トレイン、おっ!チューチュー」と言い
その「おっ」に反応したひなを見逃さず、ひなが自分の方を向いた瞬間

「Train Train Train goes down OhOh, Down Down」といった。

が、ここでまだ緊張したひなは、おもちゃを凝視したまま固まる。

前のセラピストなら、無理やりひなに繰り返し言わせようとしたであろう状況だけど、
メリッサは違う。
ひたすら
「Down Down」を繰り返し、また
"Train train Oh ! Train goes UP UP UPういーーーーーー」と楽しそうに一人で遊ぶ・・・。

と、ひなが動き出した、そして、セラピストが使っているおもちゃを触ろうとした。

そうしたらセラピストが「up?」って聞いたら「あぷ」と!

で、おもちゃをもらい、また今度はDownとセラピストが言ったら、
めちゃくちゃあっさりひなも

「だーぅん」と!!!


そんな調子で、強要していないのに、セラピストの言うことは順調に繰り返すひな。


本を読むとき、セラピストは
「本は2歳なので嫌がるかもしれませんが、これはセラピーの一環なので、
我慢させて聞いてもらいます。」と言った。

ああ、そういえば、前のアシュリーのときは、
次のページをめくってみてみたい、ひなと、まだそのページを教えたい
アシュリーが喧嘩状態になってたなー、
ひながページをめくろうとすると、アシュリーが怒り狂い、
ひな全然聞いてなかったなあ・・・と。


が、今度のメリッサは、一つのページにかける時間が短い。
一つのページで「目」と教えて、ひなが言わなくても次へ進む、
その代わりページをめくるとき

Turn
Next

とは言わせていたけど、ひなはこれも喜んで聞いていた。

結局、45分の間、おもちゃがどんどん出てきて、楽しかったらしく、
ひなすっかり満足してセラピーを終えた。

セラピストも
「正直、ここまでできるとは思ってなかったです」と言っていたので

(やはり、アシュリーから悪い話を聞いておったな)って思った・・・。

ちなみに、今日は

体の部位

Up Downなどを習ったのですが、帰りの車の中で、ひなが

「マミ」というので
「なあに?」と言うと

自分の目をさしてEyesと!!!

な、なんと、セラピー効果ありありじゃーん。

で、私が
「Where is your nose?」と聞いたら
「Nose」」と鼻をさした・・・・すげーーー。

こうでなくては、こうでなくてはいかん、と思いました。

今後はこのメリッサに週に2-3回あっていく予定です。





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